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集合住宅に男女の首つり遺体 遺書に「人生が苦痛」 46歳の夫婦か

「人生が苦痛」って言われてもなぁ。

2600年前に既にお釈迦様が「一切皆苦」って言うとるからねぇ。

まぁ、子供を巻き添えにせんかったから、これはこれでありやけど…

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遺書「人生が苦痛」男女の首つり遺体 46歳夫婦か

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00000566-san-soci
4日午後3時50分ごろ、大阪市西区北堀江の集合住宅9階の一室で、成人の男女2人が首をつって死んでいるのを大阪府警西署員が発見した。すでに腐敗が進んでおり、現場に遺書があった。この部屋に住んでいたいずれも46歳の夫婦と連絡が取れておらず、同署は夫婦が自殺を図った可能性もあるとみて身元の確認を進めている。

同署によると、2人はトレーニング器具の2カ所にロープのようなものを取り付けて首をつっており、近くに夫が書いたとみられる生活や人生に苦痛を訴える遺書があった。室内に荒らされた形跡はなく、部屋は施錠されていたという。集合住宅の管理会社が「室内から異臭がするので確認してほしい」と同署に通報していた。

ありなんやけど、人生ってのはお釈迦様が言うように「一切皆苦」なわけで、「苦(思い通りにならないこと)」を知ってからが始まりなんやけどなぁ。

で、「苦」には…

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四苦八苦

四苦八苦 - Wikipedia
四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における苦の分類。 苦とは、「苦しみ」のことではなく「思うようにならない」ことを意味する。

根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 根本的な四つの思うがままにならないことに加え、

・愛別離苦(あいべつりく) – 愛する者と別離すること
・怨憎会苦(おんぞうえく) – 怨み憎んでいる者に会うこと
・求不得苦(ぐふとくく) – 求める物が得られないこと
・五蘊盛苦(ごうんじょうく) – 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと

の四つの苦(思うようにならないこと)を合わせて八苦と呼ぶ。

で、この苦を滅する為に…

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四諦

四諦 - Wikipedia
・苦諦(くたい) – 迷いのこの世は一切が苦であるという真実。
・集諦(じったい) – 苦の原因は煩悩・妄執、求めて飽かない愛執であるという真実。
・滅諦(めったい) – 苦の原因の滅という真実。無常の世を超え、執着を断つことが、苦しみを滅した悟りの境地であるということ。
・道諦(どうたい) – 悟りに導く実践という真実。悟りに至るためには八正道によるべきであるということ。

ってのがあって、具体的に苦を滅する為の方法が…

八正道

八正道 - Wikipedia
正見

正見(しょうけん)とは、仏道修行によって得られる仏の智慧であり、様々な正見があるが、根本となるのは四諦の真理などを正しく知ることである。

正思惟

正思惟(しょうしゆい)とは、正しく考え判断することであり、出離(離欲)を思惟し無瞋を思惟し、無害を思惟することである。このうち「出離(離欲)」とはパーリの原文では「nekkhamma」で、世俗的なものから離れることを意味する。財産、名誉、など俗世間で重要視されるものや、感覚器官による快楽を求める「五欲」など、人間の俗世間において渇望するものの否定である。これら3つを思惟することが正思惟である。

正語

正語(しょうご)とは、妄語(嘘)を離れ、綺語(無駄話)を離れ、両舌(仲違いさせる言葉)を離れ、悪口(粗暴な言葉)を離れることである。

正業

正業(しょうごう)とは、殺生を離れ、盗みを離れ、性的行為(特に社会道徳に反する性的関係)を離れることをいう。 この二つは正思惟されたものの実践である。

正命

正命(しょうみょう) 殺生などに基づく、道徳に反する職業や仕事はせず、正当ななりわいを持って生活を営むことである。

正精進

正精進(しょうしょうじん)とは、四正勤(ししょうごん)、すなわち「すでに起こった不善を断ずる」「未来に起こる不善を生こらないようにする」「過去に生じた善の増長」「いまだ生じていない善を生じさせる」という四つの実践について努力することである。

正念

正念(しょうねん) 四念処(身、受、心、法)に注意を向けて、常に今現在の内外の状況に気づいた状態でいることが「正念」である

正定

正定(しょうじょう) 正しい集中力(サマーディ)を完成することである。この「正定」と「正念」によってはじめて、「正見」が得られるのである。

これを実践すれば「涅槃」に辿り着くと。

「死ぬ」ってのは、これをショートカットする事なんで、一気に涅槃に辿り着く方法としては、個人的にはありやと思ってるし、お釈迦様も否定はしてない。

なので、10代の自殺は止めたいけど、成人が死ぬのは好きにしたら良いと思う。

「生きてたら良い事もある」って言うたところで、難病なんかの人は、死ぬ以外に「苦」から逃れる方法もないわけで、「自殺=悪」にしとくと、この人達は死ぬまで苦しまなあかん。

遺された者にとっては、悲しい事やし、腹が立つ事もあるやろうけど、自殺は「悪い事」やないねんな。

寿命が50年の頃は、自殺なんか考える暇もなくお迎えが来るんで、「苦」について考える時間も少なかったけど、今は人生80年の時代。

お釈迦様が解いた頃に比べたら、倍は修行せなあかん。

何度も書いてるけど、そろそろ自殺を合法化して、安楽死を認めて欲しいもんですな。

何にしても、長く生きられる時代になったからこそ、「死に方」を選べるようにするべきやと思う。

とにかく、国会で「安楽死」の議論ぐらいはして欲しいもんです。


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