前回、営業再開後に「感染者」が出たって書いたけど、営業再開後に新たに感染したわけやないんやな。
営業再開後に新たな感染者が確認されたって事のようで。
感染者が東京都内に住んでて、盆で帰省中に感染して、東京に戻ったから分からんかったと。
で、死亡したから確認できたって事か。
で、その子が何を食べてたかっちゅうと…
死亡女児が食べたのは「タケノコやエビの炒め物」
埼玉、群馬両県の総菜店「でりしゃす」系列店で購入したポテトサラダなどを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市保健所の渡辺直行所長らが13日、記者会見し、死亡した東京都内の3歳女児が食べたのは、前橋市の「六供(ろっく)店」で買ったタケノコやエビの炒め物だったと明らかにした。
タケノコやエビの炒め物やったと。
これやとエビが原因っぽいけど、炒めてたら大丈夫なんとちゃうんかね。
O157は75度で1分以上加熱すれば死滅するとされているが、既に産出されたベロ毒素はさらに加熱しないと不活性化しない。
炒め物なんやから75℃で1分以上加熱してるやろ。
まぁ、そもそも、調理工程、販売工程のどこからもO157は検出されとらんけど…
この原因不明ってのは、ほんま恐いな。
異例の事態!…同型O157、感染源特定できないまま11都県に広がる
厚労省によると、埼玉、群馬県の患者から検出されたのは、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプのO157。このタイプによる患者の報告件数は8月14~20日の1週間で計144件に上り、過去5年で最も流行した昨年8月15~21日の123件を超えたことがわかった。さらに、国立感染症研究所の検査の結果、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、長野、新潟、滋賀、三重、香川の計11都県の患者から検出された菌が遺伝子型まで一致。感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「基本的には同一の感染源だと考えられるが、患者の動きや食材の情報などをきちんと調査して判断することが重要だ」と話す。
また、東北大の 賀来かく 満夫教授(感染制御学)は「O157は人間や動物の体内など様々な場所で生息できるため、そもそも特定するのが難しい」と話す。牛の腸の中などにすんでいる菌が、調理や流通の過程で様々な食材に移る可能性もあり、そうなれば特定はさらに困難になるという。
原因不明のまま、同じ型のO157が東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、長野、新潟、滋賀、三重、香川の計11都県に広がってるんやからなぁ。
今回の死亡例みたいに、埼玉と群馬に帰省してた人が戻って感染が分かったって事ならまだ調べようがあるど、これだけ同時多発に同じO157が出てたらもう特定するのは無理かもしれん。
結局、でりしゃすの販売方式に問題があったってとこに落ち着きそうな感じになってきたけど、それはそれとして、何で混入したんかが分からんと不安でしゃあないで。
故意に入れたとなると、バイオテロって事にもなるんやし。
何にしても、店舗と工場だけやなくて、感染者にも協力をお願いして、どうにかして感染ルートを特定して欲しいもんです。
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