完全に自白の強要やのに、取り調べをした警官の名前は公表される事もなく、何の罪にも問われんし、公務員個人は何の責任も取らんでええっちゅう訳の分からん法律のせいで、国家賠償請求訴訟以外訴える方法がないってのがおかしな話やねんな。
顔が似てるだけで、アリバイを調べる事もなく、そのまま逮捕されて、自白を強要される。
一般人にとってこんな恐ろしい事はないのに、こんな事をしても警察には何のお咎めもないってのはどう考えてもおかしいわな。
愛媛県警に誤認逮捕された女子大生が手記を公開
7月に松山市の20代女性が愛媛県警松山東署に窃盗容疑で誤認逮捕された問題で、女性の代理人弁護士が1日、女性の手記を発表した。女性は「自白を強要するかのような取り調べを受け続けた。悔しかった。許せない」と訴え、再発防止策を公表するよう求めている。今年1月、同市内でタクシーから現金約5万4000円が入った運転手のセカンドバッグなどが盗まれた。同署は車内のドライブレコーダーの映像を基に捜査した。
県庁で記者会見した代理人弁護士や手記によると、女性は今年5月と6月に計2回、任意で取り調べに応じた。取り調べ中、「就職も決まってるなら大事にしたくないよね?」「認めないと終わらないよ」と自白を強要するような発言が多数あり、大声も出されたという。
女性は一貫して容疑を否認し、指紋採取にも応じたが、7月に逮捕され、実名で報道発表された。しかし、勾留請求が松山簡裁に却下されて女性は2日後に釈放。その後、レコーダーに映っていたのが別人と判明し、女性は容疑なしで不起訴処分となった。
代理人弁護士は「逮捕は自白をとるための身柄拘束」と非難。担当刑事の謝罪を求めたが、県警は「組織として捜査している」として応じなかったという。
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令和になったっちゅうのに、まだこんな昭和初期のようは自白偏重の捜査をやってるってどうなってるんやろね。
「認めないと終わらないよ」やなくて、認めざるを得ん確実な「証拠」を持って来いっちゅうの。
何でこんな事が許されるんか、ほんま理解に苦しむわ。
誤認逮捕された女子大生の手記全文
今年1月に松山市内で発生したタクシー内での窃盗事件で私が誤認逮捕された件について、警察や検察からの発表のみでは伝わらない部分も多々あるかと思い、今回コメントを発表させていただきます。この事件の捜査では、決して適切とは言えない対応を警察から繰り返されました。そのため私は、取り調べが終わるたび、すぐに全てを日記に付けて記録してきました。ドライブレコーダーに写っている女と私が似ていたこと、その女と私が同じアパートに住んでいたことなど悪い偶然が重なり、私が容疑者になってしまうことは仕方がないのかもしれません。しかし、私は一番初めの取り調べから一貫して容疑を否認し、その女と私が別人であることを何度も訴えてきました。にもかかわらず、捜査に関わった刑事全員が私の話に耳を傾けることはありませんでした。
取調官は、私が「本当の犯人を捕まえてください。こんなの何の解決にもならない。」と言えば、「犯人なら目の前にいるけど。」と言い、初めから私を犯人だと決めつけていました。他にも「やってないことを証明できないよね?」「タクシーに乗った記憶ないの?二重人格?」「いつ(自分がやったと)言うのか待ってるんだけど」「罪と向き合え」等、耳を疑うようなことを次から次へと言われました。
また、自白を強要するかのような言葉を執拗(しつよう)に言われました。「就職も決まってるなら大事にしたくないよね?」「君が認めたら終わる話」「こんなに時間のかかるものじゃない」「ごめんなさいをすれば済む話」「懲役刑とか罰金刑とか人それぞれだけど早く認めたほうがいいよ」「認めないからどんどん悪い方へ行ってるよ」「今の状況は自分が認めないからこうなってるんだ」「また取り調べか、とか思ってるんだろう。認めないと終わらないよ」等、挙げればきりがありません。逮捕された後は、弁護人の助言で警察の取り調べに対しては黙秘していたのですが、「弁護士に言われたから黙秘するのではなく自らの意思で話せ」と言われました。
本当に悔しかったです。自分たちが正しいと過信している警察には何を言っても無駄だと気付き、ただひたすら真犯人が出てくることを祈るしかありませんでした。
そもそも、私は取り調べの他にも指紋採取やポリグラフ検査、3D画像の撮影等、全ての任意捜査に素直に応じてきました。朝の10時ごろから夕方17時ごろまでかかることもあり、体力的にも精神的にも辛(つら)かったですが、素直に応じました。そうすることで身の潔白を証明できると信じていたからです。
しかし、最後の取り調べから1カ月以上経(た)ってから突然家宅捜索に入られ、そのまま逮捕されてしまいました。幸いにして、勾留請求は認められず釈放されましたが、逮捕直後、もし勾留されたら取調べに耐え切れずにやっていないことを認めてしまうかもしれないという不安な気持ちがあったのも事実です。
誤認逮捕であることが分かった後、警察からは「真相の解明に必要な逮捕だった」と説明を受けましたが、到底納得できるものではありません。3D画像はきちんと解析したのか、ポリグラフ検査の結果はどうだったのかという私からの質問に対しては、はっきりした回答を得ることができませんでした。担当刑事からの直接の謝罪は未(いま)だにありません。5月27日から7月19日という期間は私にとってはとても長く、不安、恐怖、怒り、屈辱といった感情が常に襲い、ぴったりと当てはまる言葉が見つからないほど耐え難いものでした。手錠をかけられたときのショックは忘れたいのに忘れることができず、今でも辛いです。
私には前歴・前科もなく、本当に真面目に生きてきたつもりです。このような事件に巻き込まれ、犯人と決めつけて自白を強要するかのような取り調べを受け続け、実名報道までされたことを絶対に許すことはできません。
今回の誤認逮捕は、適正な捜査を行っていれば起こらないはずでした。私のような思いをする人を二度と出さないためにも、口先だけの謝罪で済ませるのではなく、今後どのような指導を行い再発防止に努めるのか具体的に公表してほしいです。
なお、報道関係者各位におかれましては、自宅および大学周辺、家族、友人等へのこれ以降の取材はお控えいただきますようお願いいたします。
2019年7月29日 匿名希望
「ごめんなさいをすれば済む話」って人には言うくせに、自分は絶対に謝らんと。
こんなのが警官やってて、何を信用すればええんやろね。
それにしても
「犯人なら目の前にいるけど」
「やってないことを証明できないよね?」
「タクシーに乗った記憶ないの?二重人格?」
「いつ(自分がやったと)言うのか待ってるんだけど」
「認めないからどんどん悪い方へ行ってるよ」
って、メチャクチャやな。
顔が似てるってだけで、ここまでされなあかんのか。
ここまでされて、何で警察が何の罪にも問われんのか不思議でしゃあない。
これは、明らかに「犯罪」行為やろ。
こういうのを罰してくれんと、これからも誤認逮捕はなくならんし、冤罪を生む元やん。
しかも、これだけの事をされても
女子大生は国家賠償請求を検討している
国家賠償請求訴訟をする以外の方法がないってのが、どうにもおかしいねんな。
この時にも取り上げたけど
国家賠償法
第一条 国又は公共団体の公権力の行使に当る公務員が、その職務を行うについて、故意又は過失によつて違法に他人に損害を加えたときは、国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる。
公務員が故意に他人に損害を与えても、公務員個人の責任は問わんって訳の分からん法律があるねんな。
これだけの事をしでかしても、損害は国民の税金で補償される事になる。
しかも、やらかした個人は何の罪も責任も問われる事もなく、その後ものうのうと仕事を続けられる。
何で、国民がこんなののケツを拭かなわかんのやろね。
ほんま、おかしな話ですな。
何にしても、こんなおかしな話はないんで、公務員個人を裁く法律がないっちゅうても、警察ほどの権力を持ってる人間がこんな事をしたら無実の人間を簡単に犯人に仕立て上げられるわけで、これは法律をつくって、警察の犯罪として立件できるようにして欲しいんもんです。
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