厳罰化の声を受けて、色々と考えてるんやろうけど、どうせなら「殺すぞ」って言うて、高速道路で停車させたって事で「殺人未遂」で逮捕できんもんかね。
強要なんか懲役3年以下なんやから、付け足したところでしれてるんやし。
ちゅうか、これだけ厳罰化の声が上がってるんやから、国会議員が仕事をして「あおり運転罪」を設けるなり、高齢ドライバー問題も含めて現行の運転免許制度を見直して、今のような誰でも免許を取れる制度をやめて、凶器を扱う「資格」として「適正」を導入するなり、法改正するべきですな。
あおり運転殴打事件 宮崎文夫容疑者を強要容疑で逮捕状請求へ
守谷市の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件で、傷害容疑で逮捕した宮崎文夫容疑者(43)が被害男性(24)の走行をあおり行為で妨害したとして、県警が強要容疑で逮捕状を請求する方針を固めたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕状を取り次第、再逮捕する方針。あおり運転での強要罪適用は全国初。県警は常磐道を通行止めにして実況見分を行い、道路交通法や刑法の適用を検討していた。罰金刑がある暴行罪や傷害罪とは異なり、強要罪の刑罰は懲役刑のみとなっている。事件は、宮崎容疑者が運転する車で被害男性の車の進行を阻み、男性の車を無理やり停止させ、「殺すぞ」などと脅し男性の顔面を複数回殴打したとされる。その直前には、男性の車の周辺で数キロにわたり、急な車線変更や減速などの「あおり運転」を繰り返した疑いがある。
捜査関係者によると、あおりや無理やり車を停止させるといった行為が暴行に当たり、暴行によって被害男性の走行の妨害したとみて、県警は強要容疑で再逮捕する方針を固めた。
県警の交通指導課と高速隊は8月31日、常磐道上り線谷和原-柏両インターチェンジ間を約2時間半にわたり通行止めにし、被害男性立ち会いの下、実況見分を実施。男性の証言やドライブレコーダーの映像を精査しながら、捜査を進めていた。
警察が「あおり運転」を暴行容疑で立件した事例はあるが、暴行罪は傷害罪同様、罰金の略式命令になるケースが多い。一方で、強要罪の刑罰は3年以下の懲役で罰金刑はない。県警は暴行容疑での立件も視野に入れていただけに、より厳罰を求める形となった。
事件を巡り、種部滋康県警本部長は8月21日の定例会見で「厳正に対処するという基本的な考え方の下、捜査を尽くし、事件の解明を進めていきたい」と述べていた。
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厳罰化の声を受けてより重い「強要罪」って事やけど、そもそも茨城県警もネットで騒ぎになって国家公安委員長がコメントするまでスルーしてたんやからなぁ。
まぁ、頑張ったアピールなんやろうけど、「より重い」っちゅうても
強要罪
第二百二十三条 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、三年以下の懲役に処する。
3年以下の懲役。
これと比べて、既に逮捕されてる容疑は傷害なわけで
第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
罰金刑になる可能性もあるけど、上限を見ると傷害の方が重い。
強要は罰金刑がないだけで懲役3年以下なわけで、初犯なら執行猶予がつく事件なんやけど。
どうせなら、「殺すぞ」って事で殺意を認定して、高速道路で停車させる行為を「殺人未遂」で立件できるようにしてくれた方が有り難いんやけどねぇ。
ひき逃げも「殺人未遂」でやって欲しいところやけど。
何にしても、車は凶器なわけで、これほど簡単に人を殺せる道具を扱ってるのに、宮崎文夫に限らずそれを理解してないドライバーかなりおる。
なので、誰でも取れる免許制度を改正して、こういう性格の人間には運転の適正がないって事で運転免許を与えん制度に変えて欲しいもんです。
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