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日本精神科病院協会の山崎学会長が「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」という意見を機関誌で引用 患者団体が抗議

これの何が問題なんかさっぱり分からん。

「拳銃」に引っかかってるんやろうけど、どう足掻いたってこの国で法的に拳銃を所持する事はできんわけで、要するにそれだけ危険な目に遭ってるから、何か考えてくれって事やん。

騒ぐ方が異常やと思うけど。

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「精神科医にも拳銃持たせて」病院協会長が機関誌で引用

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180623-00000008-asahi-soci
全国の精神科病院でつくる「日本精神科病院協会」の山崎学会長が、協会の機関誌に寄せた文章で「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」という部下の医師の意見を引用していたことが分かった。意見は医療現場での患者の暴力について言及したもので、患者や支援者からは「患者を危険な存在と決めつけている」などと批判の声が上がっている。

患者を支援する「精神科医療の身体拘束を考える会」代表の長谷川利夫・杏林大教授らは22日、東京都港区の協会事務局を訪ね、公開での意見交換会の実施などを求めた。担当者は「役員に伝えます」と答えたという。

文章は協会機関誌の「協会雑誌」5月号(同月5日発行)の巻頭言。山崎会長は、自身が理事長を務める群馬県内の病院の医師が朝礼で話した内容を「興味深かった」として引用した。

医師は、精神疾患の患者への行動制限を減らす試みが世界の医療現場で進む一方、米国では患者の暴力に対応するため武装した警備員が病院におり、暴れる患者を拘束したり拳銃を発砲したりした事例もあると説明。「もはや患者の暴力は治療の問題ではなく治安問題」などとし、「僕の意見は『精神科医にも拳銃を持たせてくれ』ということです」と述べたという。

山崎会長の見解は直接書かれていないが、巻頭言の文末では患者の暴力に対応するため、協会として「精神科医療安全士」の認定制度を検討していることも紹介している。

「考える会」や患者団体は21日、都内で抗議集会を開催。長谷川教授は「このような意見を発信することが責任ある言論とは思えない」と訴えた。

機関誌の編集責任者の松原六郎常務理事は、朝日新聞の取材に「何らかの対策を検討してほしいと言いたかったのであって、決して患者への暴力を容認するということではない。不快な思いをした方がいたのであれば、今後は引用であっても十分に気をつける」と回答。事務局は「山崎会長も同様の考えだ」としている。

巻頭言は協会ホームページにも掲載されていたが、22日までに削除された。事務局は「ホームページのレイアウトなどを更新したためで批判との関係はない」と説明している。

映像ニュースはコチラ↓

エラー|NHK NEWS WEB

「患者を危険な存在と決めつけている」って言うけど、実際凶悪事件を起こした犯人が精神科に通院歴があったって話は多々あるわけで、精神科の現場で精神科医が患者から暴力を受けてるってのは容易に想像できる。

「精神病患者全員が危険な存在じゃない」って事を言うんやろうけど、全員がそうじゃなくても相当数おったら、身を守る為に何か考えてくれって訴えるのは当然やと思うけど。

「拳銃を持たせてくれ」は行きすぎなんかもしれんけど、それだけ現場は切迫してるって事の表れやないんかね。

それとも、高槻のブロック塀みたいに誰かが殺されんと、こういう事も考えたらあかんの?

そういう言論封殺の方が問題やと思うけど。

その「拳銃を持たせてくれ」の全文を見ても…

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欧米での患者中心医療の外側で起こっていること

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2018年5月 山崎 學

恒例になってしまったが、サンピエール病院の朝礼での鶴田聡医師の話が興味深かったので、同君の許可を得て、以下にその内容を掲載する。ちなみに同君は当院の行動制限最小化委員会委員長でもある。

患者中心医療という、隔離拘束など精神病患者の行動制限を最小化しようという試みが世界中の医療現場で進んでいます。東京の松沢病院では拘束が5年前の3分の1になったようですが、日本全体では隔離拘束はむしろ年々増えているようです。反対に欧米の精神科医療現場では「隔離拘束はゼロにできる」という考えが主流になっているようで、興奮を鎮静させるための投薬すら「科学的拘束」と言われるようになってきています。その結果かどうかはわかりませんが、欧米の精神病患者が病院内外で暴れているといったニュースをインターネットなどで見る機会が多くなっているように感じます。それらの映像を見ると、医療関係者は遠回しに眺めているだけで、暴れている患者に積極果敢に対応しているのはセキュリティーオフィサーという職種のようです。セキュリティーオフィサーとは日本の警備員にあたる人材のようで、欧米では医療現場の安全を守るために、彼らが暴れる患者の隔離や拘束を積極的にサポートしているようです。

イギリスの病院では拘束用具を使うことは禁止されているはずなのですが、実際に映像を見ると、暴れる患者はストレッチャーにベルトで固定されています。セキュリティーオフィサーの行う固定は「医療的拘束」にはあたらないようで、彼らの行う拘束は報告する義務もないようです。イギリスのある新聞社が行った調査では、年間3,000件ぐらいはこのような拘束が行われているという結果が出ました。セキュリティーオフィサーの行う拘束はかなり手荒で、後ろから患者の首を絞めたり、うつ伏せにした患者の背中に乗っている人もいて、あれを日本で看護師が行えば完全にアウトな手技ではないかと思われます。

アメリカのニューヨーク州立病院ではセキュリティーオフィサーは「ホスピタルポリス」と呼ばれており、病棟に張りついて患者や家族の出入りをチェックし、患者を診察室や保護室に連れていったり、抵抗する患者をストレッチャーに乗せたり、デイルームで椅子を振り上げる患者に対応しています。

昨年3月のアメリカの某病院救急外来でのことです。腕を怪我した48歳の男性患者が治療中に興奮し、セキュリティーオフィサー3名がストレッチャーにうつ伏せにして四肢を拘束している最中、患者が窒息で死亡したと診断されました。しかしこの事件の一部始終の映像が公開され、それはまるで集団リンチのようでした。セキュリティーオフィサーだけではなく、当然病院の責任者も責任をとらされると思っていましたが、不起訴になりました。病院関係者は「セキュリティーオフィサーは拘束の手伝いをしていただけ」とシラをきり、その病院がセキュリティーオフィサーを委託していた外部の民間企業は、「うちのセキュリティーオフィサーに過失はなかったが、1人はその後に退職し、2人は別の部署に移した」と説明し、死亡した患者の母親は「この州に正義はない」と泣いていました。

さらに問題なのは、セキュリティーオフィサーが拳銃や電気銃を持っている場合が多いということです。大学にポリスが常駐するのが当たり前になっているアメリカでは、病院でも武装したポリスの常駐が当たり前になってきました。ある報告では、アメリカの病院でセキュリティーオフィサーが拳銃を持っているところは52%、電気銃や非殺傷性の武器が47%、武器を持たせない病院はたったの15%でした。電気銃は非殺傷性のものと言われますが、実際に電気銃で死亡した例は少なくありません。やはり昨年のアメリカの某大学病院で、躁うつ病の26歳の男性患者が長い待ち時間に飽きて裸で踊り始めました。セキュリティーオフィサーが駆けつけ、その患者を抑えきれずに電気銃を2発撃ちましたが患者の興奮は収まらず、最終的に拳銃を2発発射して瀕死の重傷を負わせるといった事件がありました。拳銃を撃ったセキュリティーオフィサーは現役の警察官で、オフタイムのアルバイト中でした。幸い患者は3カ月後に無事に退院できましたが、司法当局は病院側には一切の過失はないとし、治療費は全額患者もちで、さらに通っていた大学は退学処分になったということです。

セキュリティーオフィサーの武装についてはアメリカでも賛否両論があり、救急医療現場での射撃事件のうち、23%はセキュリティーオフィサーの拳銃が相手に奪われて起こっていたという報告もあります。病院の安全部門を請け負う民間警備会社はいまや成長産業で、拳銃や電気銃だけでなく、催涙ガス、手錠、警棒、そして最新鋭の双方向性通信システムで武装し、患者や医療現場を監視しています。欧米では、もはや患者の暴力は治療の問題ではなく治安問題になり、さらにアウトソーシングされてミリタリゼーションになりつつあります。そして欧米の患者はテロ実行犯と同等に扱われるようになってきています。これも時代の流れなのでしょうか。

ところで、僕の意見は「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」ということですが、院長先生、ご賛同いただけますか。

精神科医療現場での患者間傷害、患者による職員への暴力に対応するため、日本精神科病院協会では精神科医療安全士の認定制度を検討している。

既に削除されてるんで、グーグルキャッシュからの引用やけど、全文を見たら、結局「患者の暴力から身を守る為にはどうしたらいいか」って話やん。

こういう事で叩くなら、その批判してる団体とやらが患者が暴力をふるう前に身を挺して防ぐようにしたら?

そっちで安全対策するなら、こういう意見も出てこんねん。

ほんま、こういう事で騒ぐ意味が分からんな。

まぁ、逆にそれだけ切迫してるって事が世間に知られたから、それはそれで良かったかもしれんけど。

何にしても、こういう事で「差別」だの何だの言う前に、もうちょっと現実を見つめるべきですな。


精神科医は腹の底で何を考えているか











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