口永良部島の噴火の警戒レベルが上がってたから近いうちに噴火するのは分かってたけど、とうとう噴火したか。
口永良部島の噴火自体はそれほど怖くないんやけど、この噴火が引き金になって、色々と引き起こす可能性があるって話が何とも怖い。
口永良部島・新岳で爆発的噴火
気象庁によると、18日午後4時37分ごろ、鹿児島県・口永良部島の新岳で爆発的噴火が発生した。噴煙は火口から約2千メートル上空で雲に入り、噴石の飛散や、火砕流が火口の西側に約1キロ流れたのが確認された。同県屋久島町によると、けが人や家屋の被害は確認されていない。町は全島民に自主避難を呼び掛けた。鹿児島地方気象台は同日、ヘリコプターで火口周辺の状況を確認。火口の形状などに異常は見られなかったが「より規模の大きい噴火もあり得る」として、噴火警戒レベル3(入山規制)を維持、火口約2キロ圏に警戒を呼び掛けていた。口永良部島は屋久島の西約12キロに位置する火山島。
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結構派手に噴火してますな。
この口永良部島の噴火が…
鹿児島・口永良部島と連鎖する鬼界カルデラ&富士山破局大噴火
今回の口永良部島の活動について、これまで数多くの巨大地震、噴火を予知し的中させてきた、琉球大学理学部名誉教授の木村正昭氏は、こう説明する。「太平洋プレートが押してくるプレッシャーによるものであることは、間違いありません。このプレッシャーは7年前、東日本大震災という超巨大地震を引き起こしましたが、決してあれで終わりというわけではなく、第二、第三の巨大地震が準備されているはずです。そうでなければ、大平洋プレートは大陸側のユーラシアプレートの下にもぐって行けませんからね。この太平洋プレートからのプレッシャーは日本列島全体にかかっているわけですから、口永良部島が噴火しそうになっているのは、何らかの危険を知らせるシグナルと言えるのです」
折しも昨今は、世界中で火山活動が活発化している。日本で一昨年4月に熊本地震が発生した直後には、チリのビジャリカ山、メキシコのコリマ山、アラスカのクリーブランド山が同時に噴火し、チリ、エクアドルでそれぞれM5.6とM7.8、南太平洋のバヌアツでM5.9の大きな地震が起きている。今年に入ってからも、日本では草津白根山や霧島連山の新燃岳、海外ではフィリピンのマヨン山やハワイのキラウエア火山などが相次いで噴火した。
「これらはすべて、太平洋をぐるりと囲んだ環太平洋造山帯と呼ばれる地域で起きている。つまり、太平洋プレートやその周辺のプレートによる大陸側へのプレッシャーが影響しているということです。そのため、口永良部島の活動の活発化は、その後の大きな動きの序章にすぎず、後に鬼界カルデラの破局的な噴火が待ち受けているとの見方もできるのです」(前出・サイエンスライター)
そうした中、環太平洋造山帯に含まれる日本は「関東圏でもそうですが、巨大地震が今起きても不思議ではない、待ったなしの状況」(前出・木村氏)だという。
防災ジャーナリストの渡辺実氏も、こう警鐘を鳴らす。
「東日本大震災がその再来と言われている貞観地震(869年)が起きた時代は、まさに天地動乱でした。この時と同じく、今は地殻が大きく変動しており、今後も当時を彷彿とさせる地震や噴火がこれでもかというほど起きるでしょう。貞観時代と比較すると、現在起きていないのは相模・武蔵地震のような関東での地震、仁和地震にあたる南海トラフ巨大地震、そして、富士山噴火になります」
864年に起きた富士山の貞観大噴火は、記録に残る中でも最大規模とされ、富士五湖の西湖と精進湖、さらには青木ヶ原樹海もこの時に形成された。木村氏は、数々の巨大地震の最終章として用意されているのが、富士山噴火だと見る。
「私は太平洋プレートによるストレスが何らかの地殻変動によりいったん解消された後に、今度は富士山がプレッシャーを受けると見ています。富士山自身、今も噴火に向かって準備が進んでいるが、それが最後の一押しになるかもしれません」(木村氏)
「南海トラフ巨大地震」に「鬼界カルデラ噴火」に「富士山噴火」の引き金になるかもしれんと。
まぁ、3年前も噴火してるし、それを考えるとすぐに直結するとも思えんけど、「南海トラフ巨大地震」も「富士山噴火」も怖いけど、何が怖いって一番怖いのが「鬼界カルデラ噴火」な。
「鬼界カルデラ噴火」が起きたら…
鬼界カルデラが噴火すれば最悪1億人が死亡と想定
神戸大学海洋底探査センターは18日、九州南方の海底に広がるくぼみ「鬼界(きかい)カルデラ」を調べた結果、熱くて濁った水が海底から湧き出る「熱水プルーム」を5カ所で確認した、と発表した。海底からの高さは最大約100メートルに上る。現時点では噴火予測はできないが、カルデラ直下のマグマが活動的であることを示しているという。
同センター長の巽好幸教授(マグマ学)のチームは10月13~27日、大学保有の練習船「深江丸」を使い、鹿児島県の薩摩半島南約50キロに位置する鬼界カルデラ(直径約20キロ)内で、ドーム状に盛り上がっている場所などを調べた。
音響測深装置で、水深約200~300メートルの海底に向けて船から音波を出し、反射波を観測。少なくとも5カ所で、海底からの高さ数十メートル~100メートル程度の熱水プルームを見つけた。
鬼界カルデラは約7300年前に噴火を起こし、九州南部の縄文文化を滅ぼしたとされる。
巽教授によると、こうした超巨大噴火は日本では過去12万年で10回発生。実際に起これば国内で死者が最悪約1億人と想定している。
最悪、死者1億人と。
日本人、ほぼ全滅やん。
どうせ、いつかは死ぬから見てみたい気もせんでもないけど。
何にしても、仮にこの手の前触れやったとしても、1人でも多く助けられるように色々と対策はしといて欲しいもんです。
何をやっても自然には勝てんかもしれんけど、それでも1人でも多く救って欲しい。
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