小学生の書いた「ごんぎつね」の感想で議論が勃発してるらしい

小学生の書いた「ごんぎつね」の感想で議論が勃発してるらしい…今日この頃。
／(-_-)＼ｳ～ﾝ…

小学生の感想より、その小学生の感想を問題やと思った教師の方に問題があると思うんやけど…

ごんぎつねを忘れた人はｺﾁﾗの動画を。

小学生が書いた「ごんぎつね」の感想で議論勃発

これだけじゃ、ｱﾚなんで元ｽﾚは…

過去ﾛｸﾞが見れない人は、まとめﾌﾞﾛｸﾞを。

で、みんなが「ごんが可哀想」って言うとるのに、姪っ子の…

「やったことの報いは必ず受けるもの」

「こそこそした罪滅ぼしは身勝手で自己満足でしかない、（兵十はごんの反省を知らないのだから）撃たれて当たり前」

って感想が学校で物議になっとるって話なんやけど、これの何が物議を醸すんかさっぱり分からん。

「小学生やのに、ごんを可哀想と思わんのはおかしい」って事なんやろうけど、そんなん大人の決めつけやろ。

むしろ、読解力のある頭のええ子やと思うんやけど…

まぁ、小学生やから「死んだから可哀想」って反射的に思うのも大事って言われりゃ、そんな気もせんでもないけど、姪っ子の…

姪はとにかく、撃った男が可哀想だろって主張なんだと
ごんぎつねのが可哀想みたいな空気の意味がわからないって

って方が個人的には正しいと思う。

小学生の感性としては、すごいと思うけど…(笑)

だいたい、しょっちゅういたずらしてたきつねが、贖罪のつもりで栗やら松茸持ってきてると思わんがな。

そんなきつね見りゃ、「また、いたずらしにきよった」と思うのは当然で、それを撃つのも自然な流れなわけで、後で知った兵十の方が可哀想って方が、文章の世界をよく理解してると思うけどなぁ。

ごんぎつねの作者が何を伝えたいかは知らんけど…

まぁ、こそこそ「罪滅ぼし」しても相手に伝わらんかったら何の意味もないって事ですな。

罪滅ぼしするなら、まず本人に謝罪してから。

そこから始まらん罪滅ぼしは、単なる自己満足でしかない。

その視点に気づいてる小学生に素直に感心するし、それを問題視する教師の馬鹿さ加減に呆れる今日この頃です。

それにしても、「ごんぎつね」って小学4年生ぐらいか？

小学4年生でここまで考えられるってのは、ほんまにすごいな。

ｵｲﾗはかなりｱﾎの子やったんで、小学4年生やと、まだ仮面ﾗｲﾀﾞｰになれると思ってたわ(笑)

「ﾄｫｰ」とかいつも言うてたし…(汗)

そんな頃やから、「ごんが可哀想」一択やったやろな。

どんな感想を持ったか完全に忘れとるわ。

多少ひねくれてたんで、「猟師なんやから、きつねぐらい殺すやろ」って思ってたかもしれんな(笑)

まぁ、この物語の主旨は、「食材を届ける贖罪」っちゅうｵﾔｼﾞｷﾞｬｸﾞやなくて、「贖罪」ってもんを考えさせる為にあると思うんで、教師はこの小学生を問題視するんやなくて、「じゃ、どうすれば良かったと思う？」っちゅうて考えさせるべきやったと思うな。

「贖罪とはどういうもんか」

「相手に許してもらうにはどうすれば良いか」

正解はないけど、それを考える事に意味がある。

それやのに、「ごんを可哀想と思わんこの子はおかしい」って思う感覚が教師として終わってると思う。

何にしても、「大人の価値観」を押しつけるんやなくて、ｶﾞｷの目線で一緒に考えてやって、そこから世界を広げてやって欲しいもんです。