「ごみ拾いはスポーツ」らしい…今日この頃。
( ゚Д゚)ハァ?
楽しく「ごみ拾い」をするって趣旨は否定せんけど、これが普及するって事はごみがなくならんって事なわけで、普及したらそれはそれで問題やと思うんですけど…
「ごみ拾いはスポーツ」大会開催
スポーツとしての普及を目指す。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、6月5日の「世界環境デー」に合わせ、都内で「スポGOMI大会」を開いた。
ごみの種類別にポイントがつけられ、チームで拾ったごみの量を競う競技で、リオ大会で銅メダルを獲得した競歩の荒井広宙選手(29)ら、アスリートのほか、東京大会のスポンサー企業などから、およそ100人が参加した。
1時間で、たばこの吸い殻やペットボトルなど、あわせて76kg余りのごみを拾ったという。
「ごみ拾い」をスポーツにする前に、まずはごみを捨てさせんようにする事やろ。
逆にこれでごみが増えたらどうするねん。
シンガポールなんかは、ごみを捨てたら1000ドルの罰金なんやけど、やるならこういう事とちゃうか?
一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ
運営団体について一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブは、ゴミ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらゴミを拾うことで、健康な体づくりと子どもから大人までゴミを捨てないリサイクル習慣を意識させ、きれいで暮らしやすい街づくりに貢献し、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に付与することを目的としております。
何か妙な団体もできてるし。
そもそも、「ごみ拾い」を美化するのがおかしな話やねんな。
「ごみ拾い」が注目されるって事は、ごみがそれだけあるって事の裏返しなわけで、むしろ「ごみ拾い」が注目されん社会を目指すべきやねん。
サッカーでの「ごみ拾い」が絶賛されたからか何か知らんけど、どうにもこの方向はおかしいと思うな。
まぁ、東京オリンピックでの経費削減の為の戦略なんやろうけど…
それにしても、何でこういう方面に走るんやろな。
偽善の圧力っちゅうか、何ちゅうか…
「ホワイトバンド騒動」なんてのもあったけど、チャリティとかボランティアとか、どうにもこういうアレな方向に進むのって何なんやろな。
で、こういう事を言うと「やらない善よりやる偽善」とか言うし…
まぁ、好きな人が好きにやるのは自由にやってくれてええけど、これが「普及」すると日本って国がおかしく思われるんで、やるにしてもひっそりとやって下さいって事で。
何にしても、「ごみ拾い」をスポーツとして普及させるよりも、まずはごみを捨てる事に厳罰を課して、更に町中に防犯カメラを設置する事を優先するべき。
ごみが捨てにくい社会になったら、確実に犯罪も減る。
「ごみ拾いは素晴らしい」のは当然の事として、ごみをポイ捨てさせない社会を目指して欲しいもんです。
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