二酸化炭素温暖化説をもうちょっと考えてみた…今日この頃
(=∩_∩=)
前回…
二酸化炭素温暖化説を否定したら結構な反響があったので、引き続き考えてみます。
賛成、反対、色々あったけど、賛成の方が圧倒的に多かったのは意外やったな。
「理科の勉強をし直せ」ってのたまわってた人もおったど…
反対意見は脊髄反射的な反論が多かったけど、賛成意見は大学生が多くて、現在勉強中っちゅうこともあって科学的根拠に基づいて賛成してる人が多かったな。
鵜呑みにするなって言うてるのに、頭ごなしに信じてる人もおったけど…
新聞、TVを鵜呑みするなって言うてるんやから、ぶんぐなんか鵜呑みしたらえらい事になるで。
(;^_^Aフキフキ
本人は正しいと思って書いてるけど…
あくまで、このメルマガの趣旨は「疑問の種」を撒き散らして、考えてもらう事であって、賛成・反対は結果に過ぎんからな。
賛成する人はこれをキッカケに意見を深めて欲しいし、反対する人はこれをキッカケに覆すために自分の意見を深めて欲しい。
そうして大衆全体の知識の量が増えれば、操りたい人間の思惑は崩れるやん。
それに両者が深い知識で議論すれば、仮に温暖化が悪やったとしても、解決策も充実したもんになるはず。
という事で、一般的には
「二酸化炭素=悪」
「温暖化=悪」
ちゅうスタンスやから、疑問を投げかける立場としては、その反対側に立たんといかんので、頂いた反対意見を覆してみたいと思います。
氷が溶ければ海面が上昇するのは当たり前。
当たり前?
アルキメデスの原理を否定すると?
その新説の根拠が知りたいですなぁ。
氷が淡水で、海水に溶けて混じれば塩分濃度が変化して膨張すると言われれば、そんな気もするけど…
南極の氷も前回説明した通りで、詳細は次の次の意見の反論で。
このまま行くと海面は6メートル上昇すると言われています。
「言われています」という時点で、信憑性がない事に気付きましょうね。
ちゅうか、アル・ゴアの「不都合な真実」の見過ぎです。
あの映画はアル・ゴアにとっての「都合の良い真実」な事に気付きましょう。
80年代のショッキングな数字を羅列して計算した結果に過ぎず、現在では地球温暖化に警鐘を鳴らしてるIPCC(国連の気候変動に関する国際パネル)でさえ、2100年までに「38.5センチの上昇」としとるんやで。
しかもIPCCは90年代に67センチと発表し、2001年には48.5センチと発表してる通り年々下がってるねん。
さらにこの数値は、現在分かり得る数字をベースにスーパーコンピューターにシュミレーションさせた結果を「信じてる」に過ぎんねん。
気候変動には、まだまだ未知の部分が多いのにも関わらず…
事実、北極の氷が溶けて、ツバルが水没の危機にさらされている。
事実と事実を並べるのも怪しい作戦ですな。
北極の棚氷が溶けて崩れる映像と、ツバルが満潮時に浸水してる映像を並べる…
確かに北極の氷は溶けています。
確かにツバルが満潮時に浸水しています。
これのどこに因果関係が?
「風が吹けば、桶屋が儲かる」以上に因果関係が分かりませんが…
北極の氷は確かに溶けてますが、南極の氷は1978年から現在までで8%増えてるんですよ。
これで説明した通り、温暖化すると南極の氷は増えるねん。
この事からも温暖化してるのは事実っぽいけどな。
ツバルは北極より南極に近いんですけどねぇ。
ちゅうか、日常的に海水面は満ちたり、干いたりしてますよね。
これは温暖化のせい?
月の引力でしょ。
海水の水量の増加を疑うより、こっちを疑うべきでは?
海水面の上昇は、氷が溶けて水量が増えると言うよりは、海水の膨張力の変化や、月の引力などの影響の方が大きいと思う。
地挽沈下もあるやろうしな。
それに、地図上にある島や大陸は消えたらあかんの?
地球の歴史上、今の地図になるまでにだいぶ変化してるやん。
仮に消えたとしても、ある意味仕方のない事とちゃうんかね。
二酸化炭素の温室効果の影響度は少ないかもしれないが、温室効果ガスには変わりない。
これも乱暴な議論ですなぁ。
醤油を大量に飲めば人間は死ぬので、醤油は「毒」だと言ってるのと変わらんがな。
影響度で言うと、量的にも質的にも圧倒的なのは水蒸気なのは全科学者が認めるところやと思うんやけどねぇ。
誰も「水蒸気を削減しろ」とは言わんけど…
それに「温暖化」って言われても、冬と比べれば夏は温暖やん。
これを「温暖化」って言わんやろ。
それと一緒で、地球規模で見ると、何億年の歴史の中での「ゆらぎ」やないん?
太陽がたまたま活発な周期にあるとか、マグマの活動が活発な周期にあるとか…
それが原因で、温暖化が起きてる。
暑いとビールの炭酸ガスが抜けるのと同じ原理で、暖かくなったから、海中や地中の炭酸ガスが気化して、二酸化炭素濃度が増えてると思うんやけどなぁ。
二酸化炭素濃度の上昇も、温暖化も人為的な現象と言うよりは、自然現象と考えた方がつじつまが合うと思わん?
そもそも人類ごときが「温暖化阻止」って息巻いたところで、天気すら操れんのに、気候なんか操れると思う方がおかしいねん。
環境が普遍で、人類が過ごし易い状況やないといかんと思うのは、あまりにもおこがましい。
ちゅうか、展開の仕方がどっかの怪しい「宗教」と一緒やねん。
このまま何もしないと、人類(地球か?)が滅亡します。だから二酸化炭素を削減しなさい。
って言うのと
このまま何もしないと不幸になります。だから「お題目」を唱えなさい。
って言うのと何がちゃうの?
で、信じてる人間は「善」で、信じてない人間は「悪」
まさに宗教やん。
しかも悪質なんが「信者」以外からもカネを徴収する。
気候変動なんか、未だに未知の部分が多いのに、今後さらに科学が発展してこの前提が覆されて、かえって状況が悪化したら誰が責任取るんやろな。
人類は同じ経験しとるやん。
「天動説と地動説」
この論争があったけど、天動説が主流の頃は、「地球が太陽の周りを回ってる」って言うただけで裁判かけられたやん。
ガリレオ裁判
って習ったやろ。
当時の科学力じゃ、地球の周りを太陽が回ってるって信じられてて、それに反対する者は死刑。
今は死刑にならんけど、「考える」事すら認めん風潮は出来つつある。
人類は何年経っても進歩せんようですわ。
オイラもガリレオみたいに、「それでも二酸化炭素では温暖化しない」って宣言したろかな。
温暖化論争は、あくまで現在の科学力で考えられる「仮説」っちゅう事を認識するべきやな。
まぁ、環境問題のウソは、ここでごちゃごちゃ書いても「水掛け論」になるから…
この本でも読んでみて下さい。
若干、「?」な部分もあるけど、概ね意見は一致してる…って大学教授に対して生意気か(汗)
賛成派、反対派、どちらも一読の価値はあると思います。
特に「温暖化して何が悪いのか」って言うのは、大いに頷いた。
で、話は変わるけど、「理科の勉強をしなおせ」って言う意見やねんけど、こういうことを言う人って自分が知ってる事が全てなんやろな。
可哀想に…
世の中何が可哀想って、自分が知らん事を知らん事ほど可哀想なもんはないと思う。
ソクラテスの「無知の知」な。
自分が知ってる事が全てやから、その裏側を知ろうとせん。
物事の一面しか知らんっちゅうのは損やで。
驚きも、感動も、少ないんやから…
ちゅうか、ここに「常識の落とし穴」があるねんな。
そもそも、「常識」なんちゅうもんは、自分の趣味、嗜好の価値観によって形成されるもんやろ。
自分が持ってるフィルターを通して情報を得るわけやから、そこを通過する情報は「常識」にとらわれると偏るのは当然。
友達なんかええ例で、好きな人間、価値観が同じ人間としか付き合わんやん。
「常識」はそういう集まりの情報で形成される。
見聞きする情報が価値観が同じ人間同士やねん。
例えば、ホームレスとセレブと呼ばれる人とでは「常識」も当然違う。
で、どっちが正しくて、どっちが間違ってるっちゅう判断は「価値観」の違いでしかないやろ。
今の「温暖化論争」はあまりにも偏ったデータで議論されてるねん。
今の議論が正しいのか、間違ってるのか、専門家やないから正直なところ分からん。
けど、偏った情報で解決策を決定するのは、あまりにも危険やと思う。
だから、もうちょっと幅広く考えたら?
って事が言いたいんやけどな。
ちゅうか、別に、省エネ、リサイクルを否定してるわけやないねん。
日本は昔から、資源の乏しい国。
限りある資源を有効に使うっちゅう発想は当然やし、素晴らしいとも思う。
でも、これに「温暖化阻止」だの、「二酸化炭素排出削減」だの、ってお題目が付くとかなり違和感を覚えるねん。
結局、化石燃料の燃焼のせいって言うことは、人類の贅沢のせいで地球環境が悪化してるって言いたいんやろ。
これも贅沢の恩恵を受けてる人間の発想でしかない。
食い物を燃料にするっちゅう発想なんか、明日食うのもどうなるか分からん人らには思い浮かばんやん。
世界中には、まだまだそういう人間がようけおるねん。
それで、食料の値段が上がって、さらに食えん人間を作るかもしれん。
「温暖化阻止」「二酸化炭素削減」だけに目を奪われると、大事なもんを見落とさんか心配でしょうがない。
何かを一方的に「悪」と決め付けて、排除する。
いつぞやの「魔女狩り」もそうやん。
「悪」と決めるのはあらゆる証拠が出揃って、初めて「悪」に出来るもんやろ。
都合の良い証拠のでっちあげで、冤罪がどれほど生まれてることやら…
二酸化炭素が喋れたら、冤罪を主張してたりしてな。
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