メディアは原田優衣ちゃんと伊藤雅宮ちゃんの遺族の「深い悲しみ」を全面に出してるけど、原田優衣ちゃんと伊藤雅宮ちゃんの遺族が本当に言いたいのは「取材に来るな」って事なんやろな。
それにしても、池袋暴走の時も遺族がコメントを出して、会見まで開いたけど、今回も遺族がコメントですか。
凄い精神力やなと感心するとともに、コメントを読めば読むほど辛すぎる…
大津園児死亡事故で遺族がコメント
大津市の事故で亡くなった原田優衣ちゃん(2)と伊藤雅宮ちゃん(2)の遺族が9日、滋賀県警を通じてコメントを出した。優衣ちゃんの父学さんは「家族5人で苦楽を共にし、普通に過ごせると思っておりましたので、今回、娘優衣の突然の逝去に関しては驚きを隠せず、現実とは思えませんでした」と心情を吐露。「1日たつごとに家族としても胸が張り裂けるほどの深い悲しみに包まれております」と思いをつづった。
雅宮ちゃんの遺族も「このたびの突然の事故で大切な家族を失い、深い悲しみを受けています」とつらい心境を明かした。
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2歳の我が子を失って、コメントなんか出せるような状態やないやろうに凄い人達やと、ほんま感心する。
原田優衣ちゃんの父 原田学さんのコメント全文
青葉の候、各位ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。さる、2019年5月8日滋賀県大津市にて残念な事故が起きました。
その中で、私どもの娘、原田優衣が今回の不慮な事故に巻き込まれ、わずか2年10カ月という短い人生に幕を閉じました。
レイモンド淡海保育園におかれましては、短い期間ではありましたが娘のかけがえのない笑顔を見守ってくれたことには感謝の意しかなく、今回の事にとらわれることなく今後も小さな命に寄り添い、共に歩み続けることを娘もきっと望んでいます。
私ども家族としても、家族5人で苦楽を共にし、普通に過ごせると思っておりましたので、今回、娘優衣の突然の逝去に関しては驚きを隠せず、現実とは思えませんでした。
しかしながら、今自宅で話をせず、いつも明るく、いたずらっぽい笑顔も見せることもなく、ずっと寝ている娘を見ていると、徐々にではございますが、私どもとしても娘の死を受け入れざるを得ません。1日たつごとに家族としても胸が張り裂けるほどの深い悲しみに包まれております。
現在優衣を含め、家族5人で最後の一家だんらんを過ごしております。報道関係各位におかれましても、自宅周辺、近隣葬儀場等における取材・撮影等はお断り致します。
私どもとしても安らかに娘を旅立たせようと思っております。優衣は2年10カ月しか親より愛情を受けておらず、最後に私ども夫婦・姉弟よりたっぷりと愛情を注ぐ式にしたいと思います。
報道関係各位におかれましても何とぞ私どもの心情を察していただき、ご配慮のほどよろしくお願い致します。
深い悲しみが伝わりすぎて、涙なしでは読めんのやけど、注目すべきは「レイモンド淡海保育園」への感謝の気持ちと取材のお断りやろな。
レイモンド淡海保育園への感謝の気持ちは
この会見を見て、メディアが保育園の責任を追求したからやろな。
そのメディアの姿勢を見て、「来てくれるな」って言うてるんやと思う。
伊藤雅宮ちゃんの遺族も同様に
伊藤雅宮ちゃんの遺族のコメント全文
伊藤雅宮ちゃんの遺族のコメントは次の通り。私たちは、このたびの突然の事故で大切な家族を失い、深い悲しみを受けています。
このような私たちの心情をお察しいただき、自宅や葬儀会場での取材や写真撮影をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
「来てくれるな」と。
メディアは「深い悲しみ」を全面に出してるけど、本当に言いたいのは「取材に来るな」って事なわけで、メディアはこれ以上「マスゴミ」って言われん為にもこの要望を守るべきですな。
取材に行ったらネット上でとんでもなく炎上するやろうし。
それにしても、こんな辛い事故が毎年起きてるのに、日本の道路行政は「車優先」なんやからなぁ。
通学路での死亡事故も毎年のよう起きてるけど、何にも対策せん。
政治家って生き物は、こういうのを見ても何も感じんのかね。
日本は他の先進国に比べ歩行者の死亡事故がダントツ
国際道路交通事故データベース(IRTAD)によると、30ヵ国の人口10万人当たりの死者数では、日本は3.8人(2015年)と10番目に少ない。ノルウェー(1位)やスウェーデン(2位)、英国(3位)などには及ばないものの、先進国水準といえる。しかし、この犠牲者たちがどのように亡くなったのかという「状態別交通事故死者数」というデータを見ると、その評価はまったく変わってくる。
クルマに乗っている時に亡くなる「乗用車乗車中」は、死者数の少ないスウェーデンで55.6%。フランスや英国、ドイツなどもだいたい50%くらいとなっているのだが、なんと日本の場合は、それらの半分以下の21.4%に過ぎないのだ。
「見たか!これが世界に誇るメイドインジャパンの安全技術なんだよ!」と、どっかのテレビ番組のように大ハシャギしてしまう方もいるかもしれないが、実はこの低い割合は、日本のクルマが素晴らしいからだけではない。
別のシチュエーションの死亡率がダントツに高いのだ。もうお分かりだろう、「歩行者」だ。
日本で歩行中に事故に巻き込まれて亡くなったのは37.3%。これがいかに「異常」なことなのかということは、他の先進国の割合を見ればわかる。スウェーデンは10.8%、ドイツは15.5%、英国でも23.7%なのだ。
このデータからもわかるように、道路がしっかりと整備され、歩行者の安全も確保されているような先進国の場合、自動車事故とはハンドルを握るドライバーや同乗者が亡くなるのが一般的だ。
しかし、日本ではどういうわけかそうなっておらず、自動車事故というと、人を跳ね殺す、轢き殺すというパターンがメジャーになっている。なぜかというと、クルマに乗る人の安全確保や、自動車道路の整備ばかりが注力され、歩行者の安全対策がないがしろにされてきたから。要するに、「歩行者軽視」という悪習が続いてきたのだ。
国策として車産業を育てる為なんやろうけど、車が凶器やと罰則が軽くなるし、道路も車優先で整備されてる。
その結果、先進国の中でもダントツで歩行者が亡くなる国になっとるねんな。
自動ブレーキの義務化も先進国に比べて遅れてるし。
何にしても、平成の終わりから令和の初めでこれだけ悲惨で重大な事故が相次いだのも何かの警鐘やと思うんで、亡くなった人達の命を無駄にせん為にも日本の道路行政を見直して欲しいもんです。
コメント
昔はマスコミって被害者の方に酷い取材してましたからね....
ご遺族の方々にただただ脱帽です
誰かが犠牲にならないと変わらないんですかね...
新立は、反省しとらん。実刑判決が言い渡されて当たり前やな。執行猶予判決やったら、甘い。