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台風19号 長野市穂保の千曲川が氾濫 新幹線が水没 「脱ダム宣言」が影響か 八ッ場ダムは大活躍

千曲川堤防決壊 大規模浸水

台風19号の影響で千曲川の堤防が決壊して氾濫したわけやけど、「脱ダム宣言」がなけりゃこれは防げたかもしれんな。

あれから10年以上経ってるのに、その後に何の対策もしてないし。

「コンクリートから人へ」も結構やけど、治水を怠るとこうなるって事を政治家はよく考える事ですな。

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千曲川堤防決壊 大規模浸水

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191013-00000022-mai-soci
北陸地方整備局によると、13日午前1時ごろ、長野市穂保の千曲川が氾濫し、水が堤防からあふれ出した。その後、約70メートルにわたって堤防が決壊し、周辺の住宅地などに広範囲にわたって水が押し寄せている。長野県は陸上自衛隊に災害派遣を要請。自衛隊のヘリが取り残された住民の救助にあたっている。

北陸地方整備局も排水ポンプ車を派遣するなど、対応を急いでいる。

長野市によると、グループホームなど高齢者向けの2施設で入所者ら計100人弱が孤立している。

また、JR東日本によると、長野新幹線車両センター(長野市)が水没し、新幹線が水につかっているのを確認した。千曲川の堤防決壊の影響とみられる。

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エラー|NHK NEWS WEB

千曲川堤防決壊 大規模浸水

信濃川水系の千曲川の堤防が決壊してこんな状態になってるわけやけど、これだけ大きな川の堤防が決壊すりゃ一溜まりもないわな。

Twitterの投稿

で、信濃川水系というと有名な

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信濃川水系の公共事業見直しと「脱ダム宣言」

信濃川 - Wikipedia

信濃川水系の公共事業見直しと「脱ダム宣言」

この様に信濃川は治水・利水の為の施設が多く存在する。だが、1990年代以降公共事業見直しの機運が全国的に高まり、利根川・淀川等全国の主要河川においてダムを始めとする河川施設の建設中止が相次いだ。信濃川水系も例外ではなく2002年(平成12年)に信濃川水系では最大規模の総貯水容量を擁する予定であった清津川ダム(清津川。国土交通省北陸地方整備局)が、2003年(平成13年)には戦前から連綿と続き戦後「只見特定地域総合開発計画」でも取り上げられた『只見川水力発電新潟分水案』に基づく「湯之谷揚水発電計画」、その根幹である佐梨川ダム(佐梨川。新潟県)が上池と共に中止となり長年に亘る新潟分水案はここに潰えた。県営ダムでも三用川ダム(三用川。新潟県)が建設中止となっている。

又、国土交通省北陸地方整備局(当時は建設省北陸地方建設局)は1981年(昭和56年)の信濃川洪水を機に、1954年(昭和29年)より構想のあった「千曲川上流ダム計画」を南佐久郡南牧村に計画した。これは洪水調節・上水道等を目的とした多目的ダムとして、信濃川本川上流に堤高約80.0m、総貯水容量が約70,000,000tという本格的なダムを建設しようとしたものである。「千曲川上流ダム」が完成すると南牧村を中心に250戸が水没する他、JR小海線が水没する。1984年(昭和59年)に実施計画調査の為の予算が付いたが住民の強硬な反対に遭い、その後地元南牧村を始め南佐久郡5町村が建設推進を撤回して反対に回り、計画が凍結した。その後公共事業見直しの機運の中で計画は再検討され、2002年に「千曲川上流ダム計画」は国土交通省によって白紙撤回となった。こうして日本最長の河川に建設される予定であった唯一の多目的ダムは中止されたが、ダムに代わる治水代替案は確定されていない。

2004年(平成14年)に入ると、長野県知事・田中康夫の『脱ダム宣言』によって長野県内に計画中の信濃川水系のダム計画が纏めて中止となった。浅川ダム(浅川)・角間ダム(角間川)・黒沢ダム(黒沢川)・清川ダム(清川)が対象となり、有無を言わさぬ形での中止であった。この宣言には「先進的な思想」・「環境保護を重視した良策」・「公共事業と利権の癒着を抉り出す第一歩」と賞賛する声が多い。その一方で「治水対案が根拠薄弱」・「住民の安全を無視した愚策」との批判もある。代替案である「河道内遊水地」が結局名前を変えたダムであるとの指摘もあり、浅川ダムの様に下流住民の合意を得ずに中止した面もあるため、洪水の多発する信濃川で今後洪水が起こったときに知事がどのような対応を取るのか、注目されていたが、2006年(平成18年)7月の平成18年7月豪雨で天竜川流域が豪雨による被災を受けた。『脱ダム宣言』が直接災害に関係していたわけではないにしろ、治水対策の不備を含め田中県政に対する様々な不満が表面化。県知事選挙に敗北し田中は野に下った。

田中に代わり村井仁が知事に就任したが、『脱ダム宣言』については当初は批判的発言を繰り返していたものの就任後は性急なダム建設回帰には慎重な姿勢を示したが、2007年2月河道内遊水池(穴あきダム)を是とする判断が出された。

田中康夫の「脱ダム宣言」があるわけやけど、この脱ダム宣言と公共事業の見直しで建設予定のダムが纏めて中止になったのに、ダムに代わる治水の代替案もなく、何もせんと現在まで至ると。

公共事業の見直しは結構な事なんやけど、結果がこれやとなぁ。

まぁ、有権者がこれを選択したわけやからどうしようもないけど。

一方、これまた有名な八ッ場ダムは

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Twitter上で台風19号で八ッ場ダムが大活躍との投稿

八ッ場ダムは利根川水系で利根川水系の川の氾濫もあったけど、八ッ場ダムがなけりゃ被害はもっと大きかったやろな。

まぁ、何十年に1度の事で巨額な公共事業をやるのが良いのか悪いのかって議論もあるけど、こういうのを見ると個人的には備えてた方が良いと思うな。

ダムに代わる治水代替案があればええけど、現状ダム以上のものもないからねぇ。

何にしても、「コンクリートから人へ」の転換がこういう形で表れたって事は頭に入れておきたいと思います。

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