平成のうちに逮捕したのは警視庁の執念を感じるけど、「自称長谷川薫容疑者」ってのが気になるな。
住所も職業も不定やし、雇われてる可能性が高い気がするんやけど。
となると、「長谷川薫」は単なる実行犯で黒幕が他におるって事も考えられるわけで、「長谷川薫」がどこまで喋るかが鍵ですな。
悠仁さま中学侵入事件 自称長谷川薫容疑者を逮捕
お茶の水女子大付属中学校(東京都文京区)で秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(12)の机に刃物2本が置かれた事件で、建造物侵入容疑で逮捕された自称長谷川薫容疑者(56)が学校へ侵入後、約20分で立ち去っていたことが30日、警視庁捜査1課への取材で分かった。事件当時、悠仁さまのクラスは授業で教室の外に出ており不在だった。同課は、長谷川容疑者が授業予定を事前に把握した上で侵入した可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べる。
同課によると、同容疑者と特定の思想との関係は把握されていないという。
周辺の防犯カメラには26日午前10時50分ごろ、長谷川容疑者とみられる男が中学校校舎に入り、同11時10分すぎにキャンパス正門から出る様子が映っていた。校舎に入る際は上下青色の服で黄色いヘルメットをかぶり、インターホンで「水道工事で来ました」と話していた。
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机の上に名前が書いてあったって事なんで教室が分かれば悠仁さまの席も分かるんやけど、たった20分の犯行って事は教室が分かってるって事やからなぁ。
こんなおっさんがお茶の水女子大学附属中学校の教室を把握してるはずもないし、授業の予定も事前に把握してたとなると、やっぱり黒幕がおる気がするな。
で、この長谷川薫が潜伏してたホテルが
自称長谷川薫容疑者が潜伏してたホテルは「東横INN湘南平塚駅北口1」
自称長谷川薫容疑者が潜伏してたホテルは
この画像から
神奈川県平塚市明石町1−1の「東横INN湘南平塚駅北口1」と。
電車で移動したんか車で移動したんか分からんけど
電車で移動の場合
車で移動の場合
どっちにしても、結構な距離やけどよう居場所を特定できたな。
「警視庁SSBC」が防犯カメラを解析して居場所を特定
事件は、緻密な追跡捜査によって男の居場所を突き止め、29日夜、大きな局面を迎えました。そして、ついに男の逮捕となりました。現在、男は大塚警察署に留置されていて、朝から本格的な取り調べが始まります。
「精密な追跡捜査」をしたのが「警視庁SSBC」なんやけど、「警視庁SSBC」はほんま凄いな。
それもこれも、防犯カメラが設置されてるおかげやけど。
防犯カメラの設置に反対してるヤカラは「犯罪者予備軍」やと思って間違いなさそうです。
「警視庁SSBC」のスゴイ実力
座間事件にも投入された「警視庁SSBC」
捜査員が踏み込んだ部屋は異様な雰囲気だった。室内に点々と置かれたクーラーボックス。目を開けているのも苦痛な異様な臭い。百戦錬磨の捜査員もボックスを開けた瞬間、思わず顔をしかめたという。2017年10月。男女9人が男に相次いで殺害され、遺体が神奈川県座間市内のアパートの1室に遺棄された事件が発覚した。社会的反響も大きかった事件の捜査に当たったのは実は地元の神奈川県警ではなく警視庁だったのだ。
警視庁はいわゆる東京都警察であり、東京23区と多摩地域、それに三宅島など島しょ部を管轄している。その守備範囲は東京都内ということになる。座間の事件は通常なら管轄外であるが、警視庁が捜査に当たった理由を警視庁関係者が説明する。
「八王子市内に住む被害女性の親族が『行方がわからない』と最寄りの警視庁高尾警察署に相談に訪れたからなんだ。特異家出人としてすぐに捜査が進められた」
ちなみに特異家出人とは事件や事故に巻き込まれた可能性がある家出人と疑われる人たちを言う。届け出を受けた高尾警察署では直ちに、誘拐や行方不明事件の主管部署である刑事部捜査第一課特殊犯捜査係に報告。警視庁が神奈川県内での事件捜査に乗り出したのである。
行方不明者を一刻も早く探し出すべく捜査一課の特殊犯捜査係員に加えて、行方不明者追跡が専門の人身安全関連事案総合対策本部員、高尾警察署員ら30名、そして刑事部の捜査支援分析センター(SSBC=SousaSienBunsekiCenter)の分析捜査係員5名が投入され、初動捜査が組織的に進められた。ある警視庁幹部は「行方不明者の追跡にSSBCによる捜査が不可欠と考えていた」と明かす。
その捜査手法とは、防犯カメラ画像の分析捜査に他ならない。公式な統計はないものの、日本国内の防犯カメラは年々増え続けていて、およそ400万台以上あるとされている。
SSBCの防犯カメラ画像分析捜査は事件発生現場や周辺の防犯カメラの画像を迅速に収集し、つなぎ合わせていく手法だ。対象となる人物を街中のカメラ(点)が一瞬でも捉えていれば、その人物の事件後の逃走経路、事件前の足取り(線)をたどることができる。
防犯カメラという膨大な「点」を「線」に変えることができるのが、SSBCの底力なのだ。
そんな「警視庁SSBC」の創設きっかけが
「警視庁SSBC」の創設きっかけ
SSBCは2009年4月に警視庁刑事部の附置機関として100人態勢で誕生した。警視級の所長を筆頭に補佐役の副所長が指揮監督する。当時、警視庁が発表した「開設の趣旨」が記された資料には次のように明記されている。開設の趣旨
振り込め詐欺やインターネット犯罪など、犯罪の匿名化、IT化などの急速な進展に迅速・的確に対応するため、全庁的なインフラとしての部門横断的な組織を構築し、各種犯罪情報の集約と多角的な分析、電子情報機器の解析、機動性を活かしての現場における初期の捜査支援分析を行って、犯人検挙に結び付く情報を各部の事件主管課や警察署に提供するものです。
捜査支援分析センター(SSBC)の業務
●捜査支援にかかる各種システムの運用・管理および指導・教養
●情報機器の解析及び鑑定
●各種画像の処理
●科学技術を活用した捜査支援
●各種犯罪情報の集約・分析
●旅券及び外国人登録証の簡易鑑定
●現場における初動捜査支援SSBC創設のきっかけは、当時の刑事部幹部の発案によるところが大きかったとされている。元警視庁幹部が明かす。
「自分が組織犯罪対策部・組織犯罪対策2課に在籍していた時、自前のハイテク班が逃走中の被疑者について、防犯カメラ画像をつなぎあわせて足取りをつかんだことがあった。科学捜査・分析捜査の専門部隊を新たに作り、警視庁全体で活用できないかと考えた」(元警視庁幹部)
SSBCは捜査一課や機動捜査隊のいわば警視庁プロパーの捜査官と、財務やコンピューター技術の資格を持ち、民間企業から中途採用された特別捜査官から構成されている。それぞれが持つ専門的な技術を、事件捜査という使命に活かしてきているのがSSBCの分析捜査官だ。
SSBCのトップである所長は現在の井ノ口徹警視で8代目である。井ノ口は刑事部捜査一課出身のいわゆる警視庁プロパー組。そして歴代所長の中で異色の経歴を持つのは、ただ一人の特別捜査官出身の4代目所長、小山由夫警視である。小山は警視庁に入る前は、大手電機メーカーの技術者で再生可能エネルギーの研究に携わっていた。
2013年にはついに4代目の所長となったのだった。小山は2014年に勇退。SSBCに職業人生を賭けた小山は「ミスターSSBC」と言えるかもしれない。
こんな「警視庁SSBC」っちゅう組織があって、到るところに防犯カメラが設置されてる東京都内で犯行を行ったらすぐに逮捕されるって事ですな。
何にしても、何度も書いてるけど防犯カメラは「防犯」の役割は果たさんけど、犯人逮捕にはこれ以上役に立つ物もないんで、全国津々浦々に防犯カメラを設置して欲しいもんです。
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