野村沙知代さんが亡くなって2年ちょっとってのもアレやけど、ほんま高齢者の冬の入浴ってのは怖いな。
高齢者の4分の1がヒートショックで亡くなってるし、高齢者の入浴は最大限警戒して欲しいもんです。
野村克也さん死去 自宅の浴槽でぐったり
元プロ野球選手の野村克也さんが死亡したことがわかった。84歳だった。警視庁などによると、きのう未明、東京・世田谷区の野村克也さんの自宅から119番通報があった。家政婦が浴槽の中でぐったりしている野村さんを見つけたということだ。野村さんは病院に搬送され、その後、死亡が確認された。84歳だった。
野村さんは1954年にテスト生として南海ホークスに入団し、3年目からレギュラーに定着すると、現役27年間にわたり球界を代表する捕手として活躍した。
歴代2位の通算657本塁打、戦後初の三冠王などその強打で数々の記録を打ち立て、不動の正捕手として南海の黄金時代を支えた。
未明に家政婦が119番したって事は、家政婦は同居してたんやろか?
まぁ、同居してたとしても、「いつもより長いなぁ」って思って見に行った頃には遅かったってパターンか。
それにしても
サッチーが亡くなって2年ちょっとか。
男は奥さんが亡くなると長くないって言うけど、ノムさんもそうなるとはな。
こないだTVで見た時はまだまだ元気そうやったのになぁ。
しかも
息子の野村克則氏が会見 死因は野村沙知代さんと同じ虚血性心不全
野村克也氏の息子、克則楽天1軍作戦コーチが(46)が11日、都内の自宅前で報道陣の取材に応じた。死因は虚血性心不全。17年に亡くなった妻沙知代さんと同じだった。克則氏によると、克也氏は11日午前2時すぎ、自宅内で意識を失っているところを住み込みで働くスタッフに発見された。都内の病院に搬送されたが、午前3時30分に死亡が確認された。克則氏は「急なことでまだ実感が湧かない。偉大な存在で、その息子であったことが誇りです」と涙ぐんだ。
死因はサッチーと同じ虚血性心不全と。
入浴中にぐったりして、死因が虚血性心不全となると原因は「ヒートショック」ですな。
ヒートショックとは
ヒートショックとは、急激な温度変化がからだに及ぼす影響のことです。特に血圧が急上昇・下降する影響が大きく、それが心筋梗塞や脳血管疾患を引き起こす原因になります。たとえば、暖かい部屋を出て寒い脱衣室に行くと、血圧が急上昇します。適温の浴槽に入って温まると、今度はリラックスして血圧が下がります。さらに浴槽から一気に立ち上がると、血圧はもっと下がります。そして再び寒い脱衣室に出ると、血圧が急上昇する、という変動が起こります。
室温の影響で血圧が変動する理由は、からだのなかで熱移動をし、体温を一定に保とうとする働きがあるためです(詳細は2016.8月号参照)。寒さを感じると、からだの熱の放出を防ごうとして血管が収縮します。体表面に流れる血流量を減らせば熱が逃げにくくなるからです。このとき、血管が縮小し、血液が流れにくい状態となって、血圧が上がるのです。
そして、このような血圧の急変動の結果、心筋梗塞や脳血管疾患が生じ、意識を失ったのが浴槽内であった場合、そのまま溺死につながってしまいます。それでは、心筋梗塞については、整備の留意点も確認しておきましょう。
オイラの親父も風呂場でしょっちゅう意識を失うんで、自宅の風呂は禁止してデイサービスとスーパー銭湯にしとるんやけど、血圧が急激に下るってのはほんま怖い。
高齢者の死亡原因の4分の1がヒートショック
高齢者の自宅死の4分の1! 冬が怖い“ヒートショック”とは? | AERA dot. (アエラドット) ここ最近の急な冷え込みで、朝、布団から出られなかったり、お風呂あがりに震えたり、寒さを実感している人も多いのではないだろうか。そんな時に気をつけたいのが“ヒートショック”だ。ヒートショックとは、急…
ここ最近の急な冷え込みで、朝、布団から出られなかったり、お風呂あがりに震えたり、寒さを実感している人も多いのではないだろうか。そんな時に気をつけたいのが“ヒートショック”だ。ヒートショックとは、急激な温度の変化で身体がダメージを受けることをいう。
特に高齢の方が家庭内で亡くなる場合、その原因の4分の1を占めるといわれている。ヒートショックを起こしやすい場所として挙げられるのが、トイレ、洗面所、そして浴室だ。ちなみに、入浴中に亡くなる人は年間1万人を超えるといわれており、交通事故による死亡者の約3倍にもなるという。
特に高齢の方が家庭内で亡くなる場合、その原因の4分の1を占めるといわれている。ヒートショックを起こしやすい場所として挙げられるのが、トイレ、洗面所、そして浴室だ。ちなみに、入浴中に亡くなる人は年間1万人を超えるといわれており、交通事故による死亡者の約3倍にもなるという。
高齢者の死亡の4分の1がヒートショックなんやからなぁ。
それも11月から2月の冬季に集中してるわけで、浴室と脱衣所の寒暖差ってのは、年寄りを殺す最大の武器ですな。
ヒートショックを防ぐには
(1)温度差を低く抑える
冬季、温度差からくる急激な血圧の変化により引き起こされる高齢者の浴室事故。予防の為には入浴の前に脱衣所・風呂場を事前に暖めておくことで予防が行なえます。
冬季の運用費や設置工事費用など費用の問題を抜きにして考えた場合、北海道など冬季の寒さが厳しい地域で一般的にみられるセントラルヒーティングで屋内全体を暖めることにより、居室と脱衣所の温度差を抑えることができます。 資金的にセントラルヒーティングなどの大掛かりな工事は無理とい方の場合は、浴室暖房・絶縁処置が施されたパネルヒーターなどを脱衣所に設置することで、温度差を抑えることができます。
ちなみに、地方自治体によっては高齢者福祉サービスとして「ヒーター購入費の助成」などを行っている場合もあります。助成を受けるには自治体が定めた基準がありますので、確認してみましょう。(2)十分な水分補給を
高齢者は、筋肉量や基礎新陳代謝の低下により、体内の水分量を保持しにくくなります。また、AOL(日常生活動作)の低下や渇中枢の感受性低下により適切な水分補給が行ないにくくなることに加え、失禁・誤飲の心配から水分補給を控える傾向があります。入浴時の心筋梗塞・脳梗塞予防としてこまめな水分補給を心がけましょう。(3)単独入浴を避ける
どんなに予防対策をおこなっても不幸にして事故がおこってしまう場合もあります。特に浴室での事故は、その性質上音が漏れにくいため事故の発見が遅れがちになります。これを防ぐ為にも、なるべく介助人(家族・ヘルパーなど)が付き添い高齢者1人での入浴はさけましょう。これ以外にも「早朝・深夜の入浴は避ける」「高齢者の一番風呂を避ける」「湯船につかる時間を短くする」などの予防方法があります。
これだけ気をつけてても避けられへん事もあるからなぁ。
とにかく、年寄りを1人で風呂に入れん事ですな。
ノムさんケースでも誰かが一緒に入ってたら助かってたかもしれんし。
ほんま、このニュースは他人事やないんで、色々と胸が痛いです。
それと、この件を警視庁が発表してるけど、自宅で亡くなるとお巡りに色々と聞かれて気分が悪くなる事も多いんで、自宅ではなるべく死なさんようにしたいもんですな。
謹んで野村克也さんのご冥福をお祈り致します。
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天国で奥様とゆっくり過ごして下さい
ご冥福をお祈りします