駐輪場の屋根がクッションになったとはいえ、7階から転落して命があるってのは奇跡ですな。
両親ともに在宅してたけど、TVを見てて気づかんかったってのがなぁ。
奇跡的に助かった命なんで、二度とこんな事が起きように大事に育てて欲しいもんですな。
マンション7階から2歳児転落
20日午前10時45分ごろ、兵庫県姫路市佃町で「子どもがマンションから転落した」と、住人から110番通報があった。姫路署によると、男児(2)が13階建てマンションの7階(地上18メートル)の自宅ベランダから転落。駐輪場の屋根に当たった後、地上に落ちるのをこの住民が目撃したという。男児は足の骨を折るなど重傷を負ったが、搬送時に意識はあったという。同署によると、ベランダの手すりまでの高さは約1・2メートル。高さ約0・7メートルの室外機がそばに置いてあり、男児がよじ登った可能性があるという。当時両親は在宅だったが、「(転落に)気づかなかった」と同署に説明した。男児はポリカーボネート製の駐輪場の屋根に落ちたため、衝撃がやわらげられたとみられている。
駐輪場の屋根がクッションになったってのもあるんやろうけど、乳幼児の転落事故で助かるケースってのは稀にある。
落下エネルギーはmghやから、やっぱり体重が軽いってのが大きいわな。
とにかく命に別状がなくて良かった。
現場は兵庫県姫路市佃町の「朝日プラザ佃町」
現場は
この画像から
兵庫県姫路市佃町16の「朝日プラザ佃町」と。
朝日プラザ佃町の住宅情報
この「朝日プラザ佃町」の7階から2歳男児が転落するわけやけど、ベランダには
ベランダには高さ70cmのエアコンの室外機
高さ70cmのエアコンの室外機があって、それにのぼって転落したと。
植木鉢が置いてあったり、ベランダには色々と物があるからねぇ。
乳幼児の転落事故ってのは、これでよく起きるわけやけど、前にも取り上げた
高所平気症
高所平気症 (こうしょへいきしょう)とは、高い所に居ても恐怖を感じにくい心理状態を指す俗語。高所恐怖症から派生した言葉。概要
読んで字の如く、高い所での恐怖感が少ない症状。高所恐怖症でなくとも、転落する危険のある場所や自分の身長より遥かに高い場所では不安や緊張を感じるのが通常の心理であるが、そのような感覚が欠けている状態を高所平気症とよぶ。4歳頃までに高層階で育った子供は、高所に対する恐怖感が欠如してしまうことがある。財団法人未来工学研究所が1985年2月に行った調査によれば、高層集合住宅の4階以上に住む小学生342人に対して行ったアンケートにおいて、7割以上が「ベランダや窓から下を見ても怖くない」と回答したという。同研究所の資料情報室長であった佐久川日菜子が高所平気症と名付けた。1987年から高層住宅に住む児童の自立の遅れについて研究を行っていた東京大学医学部助手(当時)の織田正昭もこの語を用い、さまざまな文献で言及した。
危険性
高所平気症であればベランダや屋上から下を見下ろしても恐怖感が現れないことから、転落事故を誘発することがある。例として、さいたま市の9階建てマンションで高所平気症の子供が転落死したこともある。
危険が目に見えている状況で怖がるのは、自分の身を守るために備わっている動物の本能であり、それが欠如しているとすれば身を守る力が備えられにくい。つまり、高所平気症は直接身体に作用するものでなく、危険に出会った際に大きく作用してしまうのである。
「高所平気症」ってのがあるのが怖いねんな。
生き物は基本的に高所では死を感じるから警戒するわけで、その高所が平気やと色々と無茶をする。
乳幼児の時にマンションの高層階で育つとこうなるみたいやから、ほんま要注意ですな。
それにしても、7階から転落して
2歳男児は太ももや腰の骨を折る重傷
太ももや腰の骨を折る重傷やけど、後頭部が切り傷で済んでるってのが良かったな。
滑って転んで後頭部を打っても亡くなるなんて事もあるわけで、ちょっとズレてたらいくら駐輪場の屋根がクッションになっても助かってたかどうか。
ほんま、奇跡ですな。
何にしても、乳幼児の死亡は難病、奇病でもない限り、ほとんどが親の不注意で起こるもの。
逆に言えば親が注意してたら乳幼児が死ぬ事はないんで、ほんま注意して欲しいもんです。
特にこの子は奇跡的に助かったんで、大事に育てて欲しいもんですな。
コメント