船戸優里が懲役8年の実刑判決になったけど、やっぱり2割引するんやな。
求刑11年やから2割以上割り引かれてるけど、検察が思い切った求刑をしてもこうやってお約束通り割り引くんじゃ意味ないやん。
この2割引の「お約束」はなくせんのかね。
船戸優里被告に懲役8年の実刑判決 船戸結愛ちゃん虐待死
東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)を虐待死させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の優里(ゆり)被告(27)の裁判員裁判で、東京地裁は17日、懲役8年(求刑・懲役11年)の実刑判決を言い渡した。守下実裁判長は「大好きだった母親からも極端な食事制限を受けて亡くなっており、被害児童の感じた苦しみ、悲しみ、絶望感は察するに余りある」と述べた。優里被告は昨年1月下旬から結愛ちゃんに十分な食事を与えず、元夫の雄大被告(34)=同罪などで起訴=の暴力も黙認して衰弱させ、3月2日、敗血症で死なせたとして起訴された。
公判で検察側は、香川にいた昨年1月4日から東京に転居して以降の約2カ月で約4キロやせる極端な食事制限をして、食べ物を連日吐く異変に気づいても病院に連れて行かなかったと指摘。児童相談所の職員が来ても、虐待が発覚するのを恐れて結愛ちゃんを会わせず、娘の命よりも夫婦関係の維持を優先させたと追及した。
弁護側は、優里被告は雄大被告から連日長時間の説教を受け、結愛ちゃんへの暴力を見せつけられる心理的なDV(家庭内暴力)によって「支配されていた」と主張。機嫌を損ねて結愛ちゃんへの虐待がひどくなるのが怖くて雄大被告に従ったと反論し、「DVの被害者でもある事情を考慮すべきだ」として「懲役5年が相当」と述べていた。
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求刑の時も取り上げて
求刑11年やと実刑確定やって事を書いたんやけど、何でこんなに割り引くんやろな。
まぁ、相場やと船戸優里の場合は求刑で懲役5年で判決じゃ執行猶予になってもおかしくないケースやったんやけど、そこを検察が思い切って懲役11年を求刑したのになぁ。
検察「唯一の味方の母親にも助けてもらえなかった絶望感は察するに余りある」
検察は「唯一の見方の母親に助けてもらえなかった絶望感」ってのを考慮に入れて、今までの相場を覆してより重い求刑してるのに、裁判所は
東京地裁「結愛ちゃんが感じた苦しみや悲しみ、絶望感は、察するにあまりある」
その「絶望感」を認めて何で割り引いた?
むしろ求刑よりも重い判決を出してもええとこやと思うんやけど。
まぁ、検察も割り引かれるのを頭に入れて求刑してるんやろうけど、どうにもこの判決で2割引きされるってのが納得出来んな。
そもそも、懲役11年でも軽いのに。
弁護側は上告するんやろか?
相場よりも重いし、上告する可能性が高そうやけど、高裁に行ってもこれ以上重くなる事はないんで、この判決を受け入れて欲しいもんですな。
で、肝心の船戸雄大の裁判は
船戸雄大被告の裁判は10月1日から始まる
10月1日から始まるわけやけど、これも前に書いたけど、求刑で懲役20年で判決で懲役15年程度になるんやろな。
何とも納得出来ん話です。
何にしても、何度も書いてるけど、「虐待」を犯罪にして、「虐待致死」の最高刑を死刑にする法律をつくってくれる事を切に望みます。
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