生徒思い?甘め採点続出 中3英語力調査の「話す」項目
英会話学校じゃあるまいし、そこまで厳しく採点する必要もないやろ。
「話す」の問題は、音読や即興の質疑応答など五つに分かれ、教員は採点基準などを解説したDVDを見て採点することになっているという。間違いが多かったのは「音読」(配点2点)で、136人分の採点結果のうち72%の98人分が間違っていた。本来は「0点」となるべき生徒は、正しくは62人だったが、教員が0点としたのは6人に過ぎず、1点が44人、2点が12人だった。
母国語ですら「云々」を「でんでん」って読むどこぞの首相がおるんやから、英語の音読を間違えたって構へんがな(笑)
個人的には…
こうした採点の誤りについて、調査に立ち会った文科省の担当者は「黙ってしまったりうまく話せなかったりする生徒に、多くの先生が助け舟を出していた」と話す。先生の中には「生徒が自信を失ってはいけないと思い、0点はつけられなかった」と明かした人もおり、教員の生徒への「励まし」が影響している可能性が高い。
「0点はつけられなかった」っちゅう教師の感覚を支持するな。
そもそも、会話に点数をつける事に意味あるんかね。
ちゅうか、0点つけられたら英語が嫌いになって、英語で会話しようと思わんようになるがな。
「教育」としては、「0点はつけられなかった」が正しいんちゃうか?
文部科学省は24日、中学3年を対象に英語の「聞く、話す、読む、書く」の4技能を測った2016年度英語力調査の結果(速報)を公表した。政府は、中学卒業段階で英検3級程度以上の割合を50%とする目標を掲げているが、達成できたのは「書く」のみ。他の3技能は2~3割台にとどまり、バランスに課題が残った。
バランスに課題も何も、そもそも英語の教師やからって英会話ができるわけやないわけで、そりゃバランスも悪くなるやろ。
個人的には英語なんか読み書きができりゃええと思ってるんで、従来通り単語と文法重視でええと思うんやけどなぁ。
会話も「語彙力」が物を言うんやし、単語をようけ知ってる方が色々と役に立つがな。
オイラは30年前に中3やった人間やけど、そんな人間でもその受験英語のみで1ヵ月アメリカで1人旅できたで(笑)
まぁ、感謝を表現する事ができんくて悔しい思いをして、「もうちょっと英語勉強しときゃ良かった」と思ったけど、そういう経験でもない限り英語を覚えようとせんって。
ちゅうか、片言の外人でも難しい日本語を喋ると、「そんな言葉よう知ってるなぁ」って感心するやん。
会話は、発音云々よりもやっぱり「語彙力」やって。
それに、何度も書いてるけど、そもそも日本人は英語を必要としとらんねん。
明治の人が色んな英語から日本語をつくってくれたからな。
だから、日本人は日本語だけでノーベル賞が取れる。
他国は、それに該当する言葉が母国語にないから、高等教育を受ける為にはどうしても英語が必要になってくる。
そこが、他国と日本の大きな違いやねん。
それだけ、日本が欧米列強と肩を並べてたって事。
なので、「国際人」にするんか何か知らんけど、英語を教える前に国語をもっとちゃんと教えるべきやと思う。
英語の点数の低さを嘆くよりも日本語の乱れを嘆けっちゅうの。
それに、誰もがペラペラ英語を喋れたら、「通訳」っちゅう仕事がなくなるやん(笑)
何にしても、英語重視の教育方針には常々疑問やったし、重視してもこの結果なんやから、「英語教育」ってもんを見直して欲しいもんですな。
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