ポテチが消えても個人的にはあんまり影響はないんやけど…
ポテチが消える? カルビーも湖池屋も…深刻な“ジャガイモ不足”で休売に!
カルビーも湖池屋も原料に使うジャガイモの約7割を北海道産に頼っている。その収穫期は例年9月頃。“さぁこれから収穫”というタイミングで、立て続けに道内の主産地を4つの台風が襲い、「収穫量が激減した」(JAグループ北海道関係者)。その後は「貯蔵分から原料調達を賄っていた」(湖池屋・広報)ため、台風の影響は新商品の発売延期などに止まっていたのだが、ここにきて貯蔵分が底をつき、ポテチの“一斉休売”に至ったというわけだ。
簡単に外国産に切り替えず、国内産に拘る姿勢は立派ですな。
と、ちょっと感動したんやけど…
カルビーの既存のポテトチップスは国内で収穫した生のジャガイモを使用する一方、クリスプは輸入した乾燥ジャガイモを原料にしている。今夏に北海道を襲った台風でジャガイモ畑は大きな被害を受け、目下、カルビーは原料不足に悩まされているが、クリスプであればこうしたリスクを回避できる。なお、日本では生のジャガイモを海外から輸入することは規制されているため、国内で調達せざるを得ず、自然災害などのリスクが常に付きまとうのである。
生のジャガイモが輸入できんからかいな。
輸入できたらやるんやな。
実際、乾燥ジャガイモで良いクリスプは輸入ジャガイモなんやし。
それにしても、何で生のジャガイモって輸入できんのやろ?
農林水産省植物防疫所のページによると…
Q9 : ジャガイモやサツマイモは日本に輸入できますか?A : 特定の国・地域からは、ジャガイモやサツマイモを日本に輸入できません(植物防疫法施行規則別表二(輸入禁止品)参照)。輸入を禁止していない国・地域からであっても、栽培地検査等の輸出国での措置が必要な場合があります。詳しくは、このホームページの中にある「植物防疫法施行規則別表一の二(栽培地検査)」及び「植物防疫法施行規則別表二の二(輸出国での特別な検疫措置)」をご参照ください。また、輸入検査を受けた後、国内の隔離ほ場で1作期間以上の隔離検疫が必要となります。詳しくは、「隔離検疫が必要な植物について」をご参照ください。
とりあえず禁止してるのは分かったけど、これじゃ何で禁止してるんか分かりづらいんで、日本いも類研究会のページを見ると…
A 外国からの病害虫が侵入することを防ぐため、我が国では植物防疫法に基づき輸入植物の検疫行っています。じゃがいもについては、じゃがいもがんしゅ病、ジャガイモシストセンチュウ及びジャガイモシストセンチュウの侵入を防ぐため、これら病害虫の発生している国(ヨーロッパ州、アメリカ、カナダ、メキシコ、ペルー、アルゼンチン、インド等)からは輸入が禁止されています。
また、輸入が可能な国からのじゃがいもであっても、輸入時の検査に加え、隔離栽培(国の施設で、輸入したじゃがいもを植えてウイルス病等の検査を行う。)が必要になります。
病原虫が入ってくるからあかんと。
あぁ、生のジャガイモは土がついてるから、病原虫も一緒に入ってくるって事か。
納得。
ちゅうか、国産に拘ってるんやなくて、国産に拘らざるを得んわけなんですな。
何にしても、ポテチに加工してしまえば輸入できそうやけど、今後もこうやって、国産に拘り続けて欲しいもんです。
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