つまづいたっていいじゃないか
にんげんだもの
★相田みつを
「失敗したらどうしよう」
「ふられたらどうしよう」
「何かあったらどうしよう」
人間は、よっぽど楽天的な人間か、マインドトレーニングを積んで精神をコントロール出来る人間以外は、基本的に未来をネガティブに考えるように出来てる。
新しいことをして不測の事態に陥るより、現状維持の方が楽やから「できない理由(やらない理由)」を考えるように出来てる。
まぁ、「防衛本能」(傷つくのが嫌)ってのもあるやろうけど、大抵は「できない理由(やらない理由)」探し。
で、挑戦するより楽な道を選んだり、回避する方法を模索する。
とはいえ、人生は丁半博打の連続。
回避し続けられるものでもなく、どうしてもどっちかを選ばなあかん時>や、決断せなあかん時が来る。
その時に「どうしよう」と思ってても、ただ時間が過ぎるだけ。
これほど無駄なことはない。
せめて「どうしよう」と思うより、「こうしよう」と思うべきやろな。
失敗した時のことを、失敗する前から考えてても分かるはずがない。
それよりは、今出来る事をする。
「失敗したらこうしよう」と一応考えておく。
それが一番やと思う。
個人的には、「失敗した時に考えたらええ」と思うけど。
この言葉は失敗して落ち込んでる時に、かける言葉なんやろうけど、「失敗したらどうしよう」って思ってる時にこそ思い出さなあかん言葉やな。
受験にしろ、告白にしろ、何かの試練の前に怖気づいて逃げ道を探そうとするより…
「つまづいたっていいじゃないか」
いっぱい失敗したら、一回りも二回りも大きい人間になれる。
人生なんか失敗の連続。
失敗を失敗のまま終わらすか、そこから何かを学んでリリベンジするか。
その差が積み重なると大きくなる。
失敗を恐れるより、失敗した時に同じ失敗をせんように考えるべきやねんな。
失敗を恐れて逃げるより、思いっきりつまづく勇気を持てる人間でありたいもんです。
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