日本人の「幸福度」は先進国で最下位らしい…今日この頃。
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「向上心の表れ」ともとれるけど…
経済や社会が比較的成熟してGDPも高い先進国は、「幸福度」では上位を占めていますが、欧米諸国の不景気の煽りをあまり受けなかったドイツを除き、「幸福度の伸び率」の動きはほとんどありませんでした。
「身の丈」ってもんを知ってるとある程度の「収入」がありゃ、それで満足できるようにもなるんやけど、「向上心」が強すぎて、「身の丈」ってもんが分からんようになっとるんやろか?
2014年の日本の「幸福度」は43点で、韓国の47点やイタリアの48点、フランスの51点を抑えて先進国最下位となっています(EU加盟国ではギリシャの37点がありますが)。これはインドネシアの58点をも下回っています。
世界では「幸福度」はGDPに比例しとるのに、日本はインドネシアよりも下ってのがなぁ。
何をもって「幸福」かってのは人それぞれやけど、もうちょっと現状に満足するとか、感謝するとかってのもあった方がええんかもな。
まぁ、日本人は他人と比べたがる国民性やし、「隣の芝生は青くみえる」から、自分より不幸な人間が増えんと「幸福度」が上がらんのかもしれん(笑)
ちゅうかこれ、質問が「不幸ですか?」って聞かれりゃ、また結果は変わってくるんやろな。
謙遜するっちゅうか、日本人ってどうしても相手に自分をポジティブに表現せんからねぇ。
「自慢」と取られて、やっかまれるのが嫌なんか、自分が思ってるよりも自分を下げて出す。
まぁ、それが「日本人の美徳」か。
こういう意識調査は海外では通用しても、日本人はなかなか「本音」を言わんので、数字だけじゃ分からんわな。
「幸福か?」って聞かれりゃ否定するけど、「不幸か?」って聞かれても否定する(笑)
それが、本音と建て前を使い分ける玉虫色の日本人です。
何にしても、さんまが言うように「生きてるだけでけ丸儲け」。
朝焼け、夕焼けが見られただけでも「幸せ」を感じられるようにしたいもんです。
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