大学入試が「人物重視」になるらしい…今日この頃。
(; ̄□ ̄)ナヌッ?
学力テストで落ちても「勉強が足らんかった」で終わるけど、人物評価で落とされたら「人間失格」やん(笑)
2次試験を人物評価重視に
政府の教育再生実行会議(座長、鎌田薫・早稲田大総長)が、国公立大入試の 2次試験から「1点刻みで採点する教科型ペーパー試験」を原則廃止する方向で検討することが分かった。同会議の大学入試改革原案では、1次試験で大学入試センター試験を基にした新テストを創設。結果を点数グループでランク分けして学力水準の目安とする考えだ。2次試験からペーパー試験を廃し、面接など「人物評価」を重視することで、各大学に抜本的な入試改革を強く促す狙いがある。実行する大学には補助金などで財政支援する方針だ。
そもそも「大学」って研究者を育てるとこやろ?
「知識偏重」の何があかんのやろね。
ただでさえ、大学生が「アルファベッドが書けない」とか「分数の計算ができない」とか訳の分からん時代になっとるのになぁ。
だいたい、大学教授に「人物」なんか評価できんの?
大学教授なんかたいてい「専門バカ」って言われるような人ばっかりやのに、そんな人が何を評価するん?
面接なんか、その担当者の「価値観」に大きく左右されるわけで、その価値観にあった人が必ずしも人間的に優れてるってわけでもないやん。
そもそも、何をチェックするん?
身だしなみとか、マナーとかは必要不可欠なんか?
アインシュタインなんかも「奇人・変人」の類で食事を灰皿に盛りつけるとか奇行があったらしいけど、「人物評価」になるとそういう人は落とすん?
結局、見た目も含めた「良い子」だけになるような気がするんやけど…
「暗記・記憶中心の入試を2回も課す必要はない」
ってのには賛成やけど、それが「面接」になるっちゅうのはあまりにも短絡過ぎんか?
IQテストみたいな思考力を試す問題をつくりゃええだけの事やん。
「私立」なら、「人物重視」とかで「学校の風土に合う人物が欲しい」っちゅうのもかまわんと思うけど、国公立はなぁ。
「口べたな天才」とかを落としたら、国家の損失やと思うんやけど…
毎年日本人がノーベル賞にノミネートされるようになっとるんやから、「学力重視」がおかしいって事でもない。
ちゅうか、むしろ国公立は、そういう方向に特化したらええやん。
「人物重視」は私立に任せて、国公立は更に学力を重視する。
そういう住み分けをしたら良いと思う今日この頃です。
教育学部みたいな教師を養成するとこは、「人物評価」ってのも重要になってくるんで、教育学部に関しては、そういう入試もありやと思うけど、どうにも「人物評価重視の入試」ってのがピンっとこんわ。
ちゅうか、「ゆとり教育」といい、何でこういう発想になるんやろなぁ。
知識偏重の「詰め込み教育」から「ゆとり教育」に変わってどうなった?
ほんま、ろくな事せん。
とにかく、嫌な予感しかせんので、考え直して欲しいもんですな。
コメント