三つ子で育児が大変やからって刑を軽くするって発想がそもそもおかしいねんな。
大変だろうが大変じゃなかろうが我が子を殺した事実は変わらんわけで、実刑判決は当然ですな。
そもそも、我が子を殺して懲役3年6ヶ月てのが軽いんやし。
だいたい、育児ノイローゼでうつ状態にあったから刑を軽くしろって言うても、そんな状態で執行猶予をつけて2人の子供の元に戻したらまた殺めてしまうかもしれんがな。
何でこうなるんかさっぱり分からんな。
名古屋高裁が実刑判決を支持
愛知県豊田市で生後11カ月の三つ子の次男を暴行して死亡させ、傷害致死の罪に問われた母親の松下園理(えり)被告(31)の控訴審判決で、名古屋高裁(高橋徹裁判長)は24日、懲役3年6月とした裁判員裁判の1審・名古屋地裁岡崎支部判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。今年3月の1審は責任能力の有無による量刑判断が主な争点となり、「うつ病が犯行に及ぼした影響は限定的。行政などの対応に非難の程度を軽減できる事情は認められない」などとして実刑判決を言い渡した。
控訴審で弁護側は「過酷な育児の中で重度のうつ病を発症し、心神耗弱が認められる」と主張。「母子関係を再構築しようとし、自分の罪と向き合う覚悟を決めている」として執行猶予付きの判決を求めていた。
1審判決によると、松下被告は昨年1月11日夜、泣き始めた次男にいらだち、畳に2回たたきつけ、同26日に脳挫傷で死亡させた。
映像ニュースはコチラ
三つ子で育児が大変って事やけど、この家庭では旦那さんも育児休暇を取って育児に協力してたわけやし、「大変」ってのは理由にならん。
そもそも、どんな事情があろうと我が子を殺す事なんかあったらあかん事やと思うけど。
だいたい、この支援者は気持ち悪いねんな。
支援者が子供の手を引き入廷する
こんなパフォーマンスするのがどうにも寒気を催す。
多胎育児の支援活動は立派な事やし、どんどんやってくりゃええんやけど、多胎育児やから殺しても仕方がない的な流れはどうにもおかしい。
ぎふ多胎ネット糸井川誠子理事長「こんな国なら子供産めないという人も」
三つ子のうち1人を殺して許されんかったら子供を産めんのなら産まん方がええわな。
産んでも殺す事を正当化するんやから。
ちゅうか、むしろ国としてどんな事情があろうとも「子殺しは絶対に許さない」って姿勢を見せた方が子供にとってはええやろうし、子殺しを起こさせない政策も充実してくるはず。
この「子殺しは絶対に許さない」って姿勢がこの国に足らんから虐待死が起きるし、保育環境も良くならんのとちゃうか?
未だに卑俗殺人の感覚が残ってるし、子供の命を軽く扱ってるから、育児環境も保育環境も整備されんのやと思う。
子供に選挙権がないからって事もあるけど、子供に使う予算よりも老人に使う予算の方が遥かに多いのも、子供の命が軽く扱われてて後回しにされてるからやん。
まぁ、人口の差ってのもあるけど、この国はもう少し子供に予算を使うべきやと思うな。
何にしても、これで減刑されたら「悪しき前例」になるとこやったんで、控訴棄却してくれたのは良かったです。
もう上告せず、粛々と刑を受けて塀の中で反省する事が本人の為にもなるやろうし。
コメント