仮に正しい事をしてたとしても死んでしまってるのに、「悪いことをしたとは思ってない」って言えるんやから、これはもう治らんな。
こんなのは殺処分しとかんと、後々危険やと思うんやけど。
栗原勇一郎容疑者「しつけのつもり。悪いと思っていない」
千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん(10)が自宅浴室で死亡した事件で、傷害の疑いで逮捕された父勇一郎容疑者(41)が県警の調べに、死亡当日に長時間立たせたことなどについて「しつけのつもりで、悪いことをしたとは思っていない」と供述していることが30日、捜査関係者への取材で分かった。容疑者が「事件前にスクワットをさせたりした」と話していることも判明。夜中に心愛さんを起こして立たせることがあったことも分かっており、県警は虐待が続いていた疑いがあるとみて生活状況を調べている。
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「しつけのつもりで、悪いことをしたとは思っていない」って本気で言うてるんかね。
「しつけ」ってのはより良く生きる為にするもんとちゃうんかいな。
より良く生きる為に死ぬまでしつける。
猿並みの知能しかないんかね。
ちゅうか、悪意もなく殺意もなく、人を殺せるってのが恐ろしいけど、殺意があれば「殺人」で死刑まであるのに、これは「傷害」からの「傷害致死」。
殺そうと思って人を殺す奴と、殺そうと思ってないのに人を死なせる奴と、どっちが危険かっていうと、殺そうと思ってないのに人を死なせる奴の方が危険やと思うんやけど。
「法律」ってのは、ほんまよう分からんな。
そもそも、日本の「子殺し」は罪が軽すぎる。
罪状が「傷害致死」か「保護責任者遺棄致死」でほとんどが懲役7年程度。
前に取り上げたけど、アメリカじゃ…
カリフォルニア州で虐待死させた男に死刑判決
米カリフォルニア州の裁判所は7日、恋人女性の8歳の息子を拷問して殺害した罪でイサウロ・アギレ(Isauro Aguirre)被告(37)に死刑を言い渡した。2013年に少年が亡くなるまで、殴打を繰り返し、食べ物を与えず、狭いクローゼットの中での睡眠を強要するなどしていたという。
少年の母親のパール・シンシア・フェルナンデス(Pearl Sinthia Fernandez)被告(34)も息子のガブリエル(Gabriel Fernandez)君(8)の死に関与したとして終身刑が言い渡された。
死刑判決もあるし、それを見てた母親も終身刑になる事がある。
日本じゃ絶対に死刑にならんけどな。
更にアメリカじゃ…
この事件を受けロサンゼルスでは児童福祉システムの抜本的な改革が行われた他、ガブリエル君が虐待されている疑いについて多数の調査が行われていたにもかかわらず、ガブリエル君を母親の手元に残してしまったとして複数のソーシャルワーカーの刑事責任が問われる異例の展開になった。
ソーシャルワーカーも刑事責任が問われてる。
日本は、公務員の「不作為」を罰する法律がない。
仕事をせんでも罰せられる事がないなら、仕事をせん奴の方が多いわな。
「家庭に介入し難い」ってな事を言うけど、現状の法律でもそれなりの権限が与えられてるのに、やらんでも罰せられる事がないからやらん。
「人手不足」って問題もあるんやろうけど、結局は罰せられんからやらんねんな。
虐待の基準も軽いし。
何にしても、何人死んでも毎度毎度同じ事の繰り返しなのは、行政の不作為が罰せられんからってのが最大の原因やと思うんで、「虐待」の基準を欧米並にして、「虐待」絡みに重罪を与えられるようにして、何もしなかった行政にも罰を与えるように法改正して欲しいもんです。
ちゅうか、国家として「子供の命は絶対に守る」って姿勢を見せて欲しいもんですな。
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