「親の体罰禁止」よりも「虐待」を犯罪にして、「虐待致死」の最高刑を死刑にした方がええと思うんやけど。
そうすりゃ、やる気のない、仕事をしたくない児相を飛ばして警察が動けるようになるわけで、児相の機能強化もへったくれもなくなるんやけどねぇ。
何でそうせんの?
親の体罰禁止 来年4月から 改正虐待防止法が成立
児童虐待の防止策を強化するため、子どもへの体罰を禁止するなどとした法律が、19日の参議院本会議で全会一致で可決され、成立しました。児童虐待の防止策を強化するための法案は、野党側の対案の一部を取り入れて修正されたうえで先月末に衆議院を通過し、18日、参議院厚生労働委員会で全会一致で可決されました。
そして19日の参議院本会議で採決が行われ、全会一致で可決・成立しました。成立した法律では、親がしつけにあたって子どもに体罰を加えることを禁止しています。
「親の体罰禁止」っちゅうても、別に罰則があるわけでもないわけで、これが成立しても本質は変わらんのやけどな。
何でこんな法律をつくったかっちゅうと
民法822条 親の懲戒権
第八百二十条 親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。第八百二十二条 親権を行う者は、第八百二十条の規定による監護及び教育に必要な範囲内でその子を懲戒することができる。
この「親の懲戒権」があるから、虐待で子供が死んでも「躾のつもりだった」って言うて逃げるクズがおるんで、この言い訳をさせん為に「親の体罰禁止」を法制化したわけやけど、これをやるよりも「虐待」を犯罪にした方が手っ取り早いねんな。
で、虐待致死の最高刑を死刑にしておけば、悲惨な虐待死が起きても相応の罰を与える事ができる。
「虐待」の定義をどうするかは議論の余地があるとこやけど、その辺を国会で議論したらええわけで、何でこっち側で進めんのか、ほんま理解に苦しむ。
で、「親の体罰禁止」と同時に盛り込まれたのが
児童相談所の機能強化も明記
法律で体罰の禁止のほか児童相談所の機能強化が明記されたのは、相次ぐ児童虐待事件で一時保護などに踏み切れず、子どもの安全が守れなかったケースが相次いだためです。このため法律では、児童相談所で、子どもの一時保護など「介入」を行う職員と、保護者の「支援」にあたる職員とに担当を分けるといった措置を義務づけました。
保護者との関係を重視するあまり、対応が遅れた事例を踏まえ、ちゅうちょなく迅速に対応できるようにするねらいがあります。また、児童相談所で相談にあたる児童福祉司の資質を高めるため、国家資格化することも含め、資格の在り方について、施行後1年をめどに検討することにしています。
さらに、引っ越しによって支援が途切れることのないよう、転居先の児童相談所と速やかに情報を共有するとしています。
このほか、児童虐待の早期発見に向け、DV=ドメスティック・バイオレンスに対応する相談センターなどの機関と児童相談所の連携も強化するとしています。
児相の機能強化も盛り込まれたわけやけど、児相の権限とか機能を強化するのも必要な事かもしれんけど、児相がただの公務員が人事異動で回ってくる組織である以上、機能を強化しても何も変わらんねんな。
この船戸結愛ちゃんの事件で児相の連携不足を指摘されたわけやけど、これもちゃんとやってりゃ現行法で十分対応できたのにやってなかって、この後の
栗原心愛ちゃんの事件では、児相が「関わりたくない(仕事をしたくない)」ってのがはっきり見えて…
この池田詩梨ちゃんの事件で児相が仕事をせんってのを完全に証明された。
結局、児相の機能を強化したところで、中の人間が「自分が勤務してる間は問題を起こしたくない」っていう公務員の集まりやのに、どんな意味があるんやろね。
むしろ、児相をなくして、警察の一組織にした方がええと思うんやけど。
で、「虐待」を犯罪にしてしまえば、警察も簡単に動けるんやし。
それで、罪と罰のバランスが悪すぎるから、虐待致死の最高刑を死刑にしとけば、今みたいな虐待死の相場が懲役7、8年ってのも崩れる。
何でそっち方面に進まんのか、ほんま理解に苦しむな。
何にしても、これで多少はマシになると国会議員は思ってるんやろうけど、これで何も変わらんかったら、次こそは虐待を犯罪にして、虐待致死の最高刑を死刑にする法律をつくって下さいって事で。
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