いくらDV被害者でも母親で、積極的に加担してる栗原なぎさが懲役2年ですか。
「虐待死」の相場が懲役7年やから、「幇助」やとそんなもんなんかもしれんけど、これじゃ栗原勇一郎も重くても懲役10年とか15年ぐらいって事になりそうですな。
千葉小4虐待死 栗原なぎさ被告に懲役2年を求刑
千葉県野田市で10歳の女の子が虐待を受け死亡した事件で、傷害ほう助の罪に問われている母親の初公判が開かれ、母親は起訴内容を認めた。検察側は母親に懲役2年を求刑し、裁判は結審した。この事件は今年1月、千葉県野田市で栗原心愛さんが自宅の浴室で死亡しているのが見つかったもので、父親の勇一郎被告は傷害致死などの罪で起訴され、母親のなぎさ被告は傷害ほう助の罪で起訴されている。
起訴状などによると、なぎさ被告は今年1月、勇一郎被告による心愛さんへの暴行を止めずに放置した他、食事を与えないなどした罪に問われている。
求刑が懲役2年って事は、判決では執行猶予がつくのが濃厚なわけで、ここまでの事をやっても栗原なぎさは実質「罰」を受ける事がなくなる。
そんな事が許されてええんかね。
「幇助」ってより、完全に「共犯」やと思うんやけど。
栗原なぎさは栗原勇一郎に「(心愛さんが)むかつくね」というメッセージを送っていた
「(心愛さんが)自分から甘いものない?と聞いてきた。マジでおまえは何様かと思った、むかつくね」
こんなメッセージまで送って、積極的に虐待に加担してるのに懲役2年って、どう考えてもおかしいやろ。
ほんま、この国は「子殺し」を軽く扱う国ですな。
それにしても、この初公判で心愛ちゃんの死亡直前の様子も明らかにされたけど
この時に報道されてた事よりもえぐいな。
栗原心愛ちゃんの死亡直前の様子
勇一郎被告はインフルエンザに罹患(りかん)。ずっと自宅にいる状態が続いた。「心愛の存在自体が嫌だ」とし寝室に閉じ込めトイレにも行かせなかった。心愛さんは、おもらしをしてしまう状態だったという。食事は寝室に運んで食べさせていた。勇一郎被告は「壁を向いて立っていろ」とし、心愛さんはリビングの端にずっと立たされていた。なぎさ被告は午後10時ごろまで立たされているのを確認していたという。
栗原勇一郎がインフルエンザで会社を休んで、その間ずっと虐待してたのは報道されてたんやけど、インフルエンザで休んでるのに、ここまでやる精神が理解に苦しむわ。
翌23日の明け方、なぎさ被告がトイレに立つと、勇一郎被告は、まだ、心愛さんが立っているのを確認していたという。その後、勇一郎被告が寝入った隙に、心愛さんは、なぎさ被告の寝室に入ってきた。「ずっと立たされていた」。そう話したという。
インフルエンザで寝込んでるはずやのに、心愛ちゃんが立ってるのを確認してたって、この執念深さは何なんやろね。
午前9時、なぎさ被告が寝室から出て食事を作り始めたとき、ソファで横になっていた勇一郎被告が起き上がり、心愛さんが立っていないことに気がついた。心愛さんを寝室から連れ戻し、その場で立たせて朝食も食べさせなかった。その後、勇一郎被告は病院へ。その際も「風呂場で駆け足してろ」と心愛さんに指示していた。帰ってくると、勇一郎被告は「やっていなかっただろう。換気口から音がしなかった」といい、足踏みの続きをさせた。
このニヤケ顔を見てるだけでもムカつくけど、「換気口から音がしなかった」とか執念深さといい、この小ささといい、ほんま何なんやろね。
こんなのを側で見続けられる栗原なぎさも異常やけど。
夕食後、心愛さんはおもらしをした。「どうするんだ」。そうすごむ勇一郎被告に、心愛さんは「そこで立っています」と話していたという。24日午前1~2時ごろには、立たされていた心愛さんがまたおもらしをしてしまった。勇一郎被告は「もう着替えがないぞ。いつまで立っているんだ」と詰問し、心愛さんは「午前10時まで立っている」と言わされていたという。
心愛さんは、結局、24日朝まで風呂場に立たされていた。風呂場や廊下が寒いことは分かっていたが、なぎさ被告は「布団をあげなかった」。
トイレに行かさんとおもらしをさせて、そのおもらしを理由に虐待を繰り返す。
ほんま、理解に苦しむ。
しかも、1月の寒い時期に廊下に立たせて…
栗原なぎさが「布団をあげなかった」ってだけで、懲役2年は少な過ぎるわな。
24日午前、心愛さんは風呂場で髪と肌着1枚でぬれて、肌着から肌が透けている状態で体育座りのような格好をしていた。勇一郎被告は「見ていないとすぐさぼろうとする。嘘をつく」といい、風呂の洗い場で立たせた。午後3時ごろ、勇一郎被告が「今から5秒以内に服を脱げ。5、4、3、2、1」と数え始めたが、心愛さんは脱ぐ力もなかった。勇一郎被告はボウルいっぱいに冷水をため、心愛さんの頭にかけることを3回くらい繰り返した。
そのあと、「シャワーでながせよ」といい、心愛さんはお湯を出そうとしたが冷水に変えさせ、「かせ」とシャワーをひったくると、背中や頭に躊躇(ちゅうちょ)なくかけた。心愛さんは背中を丸めて震えていたという。
「服を脱ぐ力もなかった」ってのを証言してるのは、栗原なぎさなわけやけど、そんなのを見てたら母親なら病院に連れて行こうとするもんやろ。
これを見続けられる神経が理解に苦しむ。
午後4時、勇一郎被告は心愛さんをリビングに連れてきてうつぶせにしてプロレス技をかけた。午後5時前後にまたおもらししてしまった心愛さんに「いい加減にしろ。俺は片付けないからな」といって、家族は夕食を食べたが心愛さんには与えなかった。午後9時、リビングに入って心愛さんがなぎさ被告に「トイレに行きたい」と言ったので、なぎさ被告は「いいよ」と応えた。心愛さんは「寒い、寒い」と言いながらリビングのストーブの前で手を伸ばして当たっていた。お風呂に入った方がいいと言って、なぎさ被告は「服は軽く水洗いして浴槽に掛けておいて」と頼んだ。
この時点で病院に連れて行ってたら助かってたのにな。
午後9時50分、「もう寝ようか」と寝室に入ろうとした。これが心愛さんとの最後の会話だった。心愛さんを寝室に入れようとしていることに気付いた勇一郎被告は「掃除をさせるから」と心愛さんを連れ出した。しばらくすると、壁をたたくようなドンという音が2回したが、悲鳴や叫び声などはしなかった。すると勇一郎被告が「ちょっときて。心愛が動かない」と比較的冷静な様子で言ってきたので「え、なんで」と応えて浴室へ行くと、心愛さんはあおむけで青ざめた状態で倒れていた。お湯を掛けたが全く反応がなく、その場で立っていると、「自分で電話する」と勇一郎被告は言ったという。心愛さんの脈は確認できず、心臓マッサージで胸を5~6回押すと、まもなく救急隊員が到着した。
今まで何もせんかったくせに、こういう時に心臓マッサージをするってのは何なんやろね。
自分の罪の意識を軽くする為の自己満足か?
検察はここまで全部分かった上で栗原なぎさに懲役2年を求刑してるんやからなぁ。
日本の司法には、未だに「卑属殺人」って概念が残ってるんやろな。
何にしても、栗原なぎさが懲役2年なら、栗原勇一郎が相場より重くなる事もないわけで、これが日本の司法の限界って事になる。
結局は、法律を変えん限り「子殺し」はずっと軽い扱いのまま。
何度も書いてるけど、「虐待」を犯罪にして、「虐待致死」の最高刑を死刑にするようにして欲しいもんです。
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