報道が東京中心やったから福島あたりじゃTVからの情報は少なかったやろうし、避難が遅れたんかもしれんな。
行政の防災無線放送なんかも聞き取り難い状況やったやろうしなぁ。
何とも辛い話です。
土砂の中から小学生とみられる遺体 下流では母親も 福島県郡山市田村町
14日も福島県内では台風19号の被害による行方不明者の捜索が続けられている。福島県郡山市田村町を流れる谷田川沿いでは親子とみられる2人の遺体が見つかった。
消防によると13日(日)の午後「土砂の中から足が見える」などと通報があり、現場に駆け付けたところ土砂の中から小学生とみられる男の子の遺体が見つかった。
男の子は川から流れてきた土砂などに巻き込まれたと見られている。また、14日になり さらに下流で母親とみられる30代の女性の遺体が見つかったという。遺体で見つかった男の子の兄弟とみられる小学生(男の子)も行方が分からないということで警察や消防が捜索を続けている。
この記事からは流された状況が分からんので家の中におって流されたんか、避難する途中で流されたんかが分からんけど、川沿いの家なら家の中も安全やないからなぁ。
1日早く避難してりゃ助かってたんやろうけど、東京中心の報道やったからそこまでの危機感はもってなかったやろうし、早め早めの避難は難しかったかもしれんけど、こういう時は、報道がなくても早め早めに避難するべきですな。
特に川沿いに住んでる人は。
台風19号 全国の死者は40人に
12日夜から13日未明にかけて東日本を通過した台風19号の被害者は、毎日新聞の14日正午時点の集計で、死者が10県で40人、行方不明者が6県で19人に上った。雨が降っている被災地もあり、気象庁は土砂崩れなどへの警戒を呼び掛けている。自治体別の死者は、福島11人▽神奈川9人▽宮城6人▽群馬、栃木各4人▽埼玉2人▽岩手、茨城、長野、千葉各1人。各自治体や警察が身元確認を急いでいる。
また、国土交通省のまとめ(14日午前8時時点)によると、土砂災害は79件発生。内訳は、がけ崩れが静岡など17都県で65件▽土石流が岩手など6県で8件▽地滑りが新潟で6件――となっている。
全国の死者は40人に上ったか。
室戸台風なんかは
室戸台風(むろとたいふう)は、1934年(昭和9年)9月21日に高知県室戸岬付近に上陸し、京阪神地方を中心として甚大な被害をもたらした台風。記録的な最低気圧・最大瞬間風速を観測し、高潮被害や強風による建物の倒壊被害によって約3,000人の死者・行方不明者を出した。枕崎台風(1945年)、伊勢湾台風(1959年)と並んで昭和の三大台風のひとつに数えられる。
死者・行方不明者3000人やったし、事前の予想では
2018年6月に土木学会が発表した報告書では、東京湾で巨大高潮が発生した場合、想定死者数8000人、経済被害の総額は115兆円にのぼると試算されている。この試算も、都の浸水想定と同じく室戸台風の襲来を前提としたものだ(「『国難』をもたらす巨大災害対策についての技術検討報告書」)。とてつもない数字に思えるが、前出の土屋さんは「決して過大ではない」と話す。戦後の東京は地下鉄が発展し、駅地下には地下街が広がっている。都営大江戸線は「地下の山手線」として各駅が他の路線と連結している。そのため、北千住(足立区)のような標高の低い地域が浸水して水が大量に流れ込んだ場合、地下鉄のトンネルを通じて丸の内(千代田区)などで水が噴出する可能性もある。もちろん、鉄道会社は水が浸入しないための防水扉を設置するなど対策を講じているが、想定外の事態が起こらないとは限らない。
死者8000人も予想されてたから、そこから比べりゃ被害が少なかったけど、こういう風に東京の被害が想定されてたからTVの放送は東京中心になってたわけで、東京周辺の地域は情報収集が遅れる原因になったかもしれんな。
TVでそういう情報を受け取って、完全に他人事になってた可能性もあるし。
どっちにしても、台風が過ぎても
台風過ぎても地盤に緩み 少量の雨で土砂災害の危険
台風19号による大雨被害を受けた関東や東北、中部地方などの被災地では、14日も夕方にかけて雨が予想されている。記録的な大雨で地盤が緩んでいる地域は少量の雨でも土砂災害の危険があり、気象庁は警戒を呼びかけている。
大雨で地盤が緩んでるから、しばらくは少量の雨でも土砂災害が起こる可能性があるから要注意と。
何にしても、政治の治水の想定を超えた台風が度々来るんで、これからは台風が来たらこうなると思って早め早めに行動しましょうって事ですな。
それと、今回もハザードマップがかなり正確やったようなんで、ハザードマップを確認しておきましょう。
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